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深度三,三三糎の心の海から湧き出ずる、逆名(サカナ)のぼやき。
 
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毎週更新できていたみづら祭ですが
今週は、ひとやすみ。

で、
またしても「こうだったらいいのになー」っていう…。

後白河院(衣冠)と平滋子(唐風)

『旦(あした)には朝雲と爲り、
 暮には行雲と爲りて、
 朝々暮々、
 陽臺の下(もと)にあらん。』 (抜粋;宋玉/高唐賦)

後白河さん「共に巫山の夢に戯れようぞ」

とかゆー…。
楚の懐王が午睡の内に
巫山の神女と出逢ってアハハウフフ
日がな一日いちゃこらいちゃこら
な夢を見た。というお話で、神女が云った台詞が上の部分です。
この話を引いて、
「雲雨」「巫山の戯」などは男女の情交、またその濃まやかなことを指す。
「ふざける」に「巫山戯る」の宛字を考えたひとはガッツポーズをしたと思う。だいすきだ!!

この話好きそうだよね…後白河さん。

後白河さんは衣冠(上皇の料は赤袍、文は自由)です。
滋子さんは宋風、じゃなくって、唐風。
この前『宋風だったらこうじゃねーか』を描いたのですが
どうせなら地味な宋風より唐風の方が……と思って。
『唐風』っていえばそれで大陸風、っていうことなんだから
きちんと宋風装束を持ってくるわけでもなし、わざわざ宋風って言明しなくてもいいのに…。

衣冠は束帯に準ずるものですが、
そもそも上皇様は束帯着用が必要になるような厳儀にはお出ましにならないので、
ほとんど束帯はお召しになりませぬ。

お手つき女御の婚礼っていうの自体なんかちょっともうアレなんですけど
滋子は折角がんばったのに、後白河さん烏帽子ってないわーと思って…。
先に見てたねすたくんにあらすじ聞いたとき「それ何ていうハーレクイン?ww」て思いましたが
テレビ欄にラブロマンスVv(笑)とか書くんだったらせめてこのくらい気張って欲しかった…。

っていうかまだ滋子の婚礼衣装に粘着してる人がいるよ!!w
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HN:逆名[サカナ]
HP漁屋無縁堂

無駄と斑の腐渣。
らくがきと調べ物が趣味の
風俗文化史好き歴史オタク。
人物志より文化史寄り。
イチ推しはみづら
(美豆良/鬟/鬢頬/総角)。

中古日本史、東洋史、仏教史(仏教東漸期の東アジア、平安密教、仏教芸能、美術、門跡寺院制度等)、有職故実、官職制度、風俗諸相、男色史。古典文学、絵巻物、拾遺・説話物。

好きな渡来僧:婆羅門僧正菩提僊那、林邑僧仏哲
好きな法皇:宇多法皇
好きな法親王:紫金臺寺御室、北院御室
好きな平氏:重盛、経盛、敦盛
好きな法衣:裘代五条袈裟
好きな御衣:御引直衣
好きな:挿頭花と老懸を付けた巻纓冠
好きな結髪:貴種童子の下げみずら
好きな童装束:半尻、童水干
好きな幼名:真魚(空海さん)
好きな舞楽:陵王、迦陵頻、胡蝶
好きな琵琶:青山、玄象
好きな:青葉、葉二
好きな仏像:普賢・文殊(童形)はじめ菩薩以下明王、天部、飛天(瓔珞天衣持物好き)

やまとことばも漢語も好き。
活字・漫画・ゲーム等、偏食気味雑食。

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