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深度三,三三糎の心の海から湧き出ずる、逆名(サカナ)のぼやき。
 
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twitterの方でUPしててブログに載せていなかった小ネタなど。
(←のガジェットから御覧になれますが)

『古事記(上)』黄泉津比良坂の段のイザナギさん。
そろそろみづら祭の準備再開せねば~という気合い入れで描きました
ので、美形め…(当社比)
イザナギさん
この場面はねえ…
イザナギさん…。
『吾(あ)が愛妻(はしづま)よ、汝(いまし)ともあろう者が、何の故ありて斯程に惨きことを宣うのか!?』
とか。辛かったんじゃないかなと。妻が大量殺人予告とか。蛆がたかるよりきつかったかもしれないよ。
理を曲げようとした上に途中で逃げた己に対する自責があったかどうかまでは解りませんが。
ちなみに櫛取ったりして片方美豆良解けた設定。

みづら祭ですが、次回は『古事記』の美豆良を予定しています。
…美豆良そのものというより、櫛やかづらなどのことになるかな?かな?
『古事記傳』読み始めたら面白くて、余計筆が遅くなっています(汗

あとのらくがきは「つづき」に回しますね~。

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サイト様ご紹介~。
『座乱読後乱駄夢人名辞典』さま
先日ブログ記事へコメントを頂いたのでリンク先へ御礼に伺ったところ、
のけぞりました。
世界の歴史や文学から抜け出てきた、あの人この人あの神々が、
うるわしいイラストと深くてユーモア溢れる紹介文で綴られています。
質量共に濃い!!濃すぎます!!
聖職者率が結構高いのも個人的にツボで~♪♪
なんと拙宅のリンクを載せて頂いてしまいまして。うう~ん!ありがたや。
こういった卓越した先達がいらっしゃるから、頑張ろうと思えるのですよね…。
かなりカバー範囲も広いですから、歴史・古典がお好きな方は是非どうぞ!

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拍手のお返事です。反転してご覧下さいませ。

> 11/10 11:22 袈裟・法衣の専門店京一心. さま
  本職の方のお目に留まってしまうとは、恐縮です。コメントまで!ありがとうございます!
  気になる点など御座いましたら、御指摘下さいませ。
 
> 11/12 16:58 古墳時代の服装を検索...さま 
いらっしゃいませ~!服装…の方はちょっとなおざりになってしまってますが(汗 
お子さんもおじさんも描くの好きなので、お気に召しましたら幸いです♪

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また大河。
今回はちょっと重傷で

五節の舞についてぶつぶつ言いながら見てたら
予告に

古代みづらを結った舞童

が出てきた。
申し上げるまでもなく逆名はみづらが好きです。
いちばん好きなのが下げみづらで
そもそも装束関連のしらべもののおもしろさを知ったのは、舞楽装束からでした。
高校生の時、蘭陵王の資料が欲しくて図書館に行き
「原色日本服飾史」に出逢って
童舞の迦陵と胡蝶に一目惚れをしたのでした。

そういう経緯があるので、童子みづらと古代みづらが
一緒くたにされてしかも童舞に使われるなんて見るに耐えません。
しかも NHK 大河ドラマ で。
別に日本人として常識だとか思っているわけではないけど
辞書を引けば、古代男性のみづらと子どものみづら
別物だというのは載っている事だし ものによればちゃんと図版もあります。
資料がなかったとかで逃げられるようなことでもない。

もうこうなると視聴率の低さが救いです。
とくに舞楽についてあまり御存知でない方には御覧になって欲しくない。
あれが普通だと刷り込まれちゃったらと思うとつらい。


で、ぐるぐるしまくって、でも、逃げたって解決しないからと
みづら祭で今後予定していた「中古小児の髪風」を前倒しにして書くことにしました。
祭の中の流れとしては、同時代のお子さんの髪型の中で、みづらがどういう位置づけであったかを見ていくのが狙い。
というあたり。
で、この作業に取りかかってからはだいぶ棘が抜けて楽になりました。

肝心の記事はまだあと少しというところですがw

お陰さまで、録画でですが舞の部分を見ることができましたw

結果、

童舞じゃなくて、なぜか童舞に似た何かに扮装した滋子だったという…
なんかみづらがどうこうっていう問題じゃなかった。もう。

滋子!!!!
なんで滋子ばっかりこんな目に遭うんですか!?
なんで滋子ばっかりへんなものを着せられるんですか!?
そういう役回りなんですか…(泣)

で、舞なんですが、何かよく解らない杖を持って舞っている。
みたことないけどなんなんだろう、と思ってたら、舞終わって
「大酒飲みが」「彼の国の王がつくった」とか台詞である。
つまりこれって
胡飲酒(こんじゅ)っていう設定なのか。
でもなんか、知ってるものと大分違う………。。。

いや、装束が左舞の色で天冠つけていたから迦陵か、と思ったんだけど、羽はない。
それであと童舞の選択肢としては、陵王や還城楽などの走舞なのか。
童舞で走舞の類を舞うときは、通常つける面や牟子(頭巾)を省略して天冠に代える。
しかし、走舞だとすると、裲襠をつけていないのがおかしい。
(それに裲襠の色や模様で曲目が判断できない)
大体これ、着ている袍自体、舞装束ではない。
似た生地を持ってきてはみたらしいが、文が間違っているし、織模様と刺繍との違いもある。

仕立ても、これは蟻先のある縫腋の袍、衣冠の仕立て。
ふつう舞装束は武官の闕腋の袍に倣ったつくり。雅楽寮の伶人は衛府の官も兼ねる。
辛うじて下襲の裾は引いているけれど…。

大河 平清盛 滋子の胡飲酒

面がなく持物が違って裲襠もないと何が何だかほんとうにわからなくなる。

それでも胡飲酒だという。

でも振りも胡飲酒じゃないよね…。
酔っぱらいの踊りなので、大きく伸びをしたり、おっとっと、てな鷹揚な感じ。
しかし滋子は謎の道路標識を持って、戦時下の御婦人がもんぺ姿で竹槍突いてるような感じ。

それでも設定としてはそうらしい。
『平家物語』延慶本に、
「建春門院崩御の事
 同七月八日、建春門院隠れさせ給ひぬ。御歳三十五。是は贈左大臣時信の御娘なり。法皇の女御、当帝(たうだい)の御母儀(おぼぎ)なり。
 先年不例の時、御願を果たさむとて、御歩行(おんかち)にて御熊野参詣ありけり。四十日に本宮へ詣で着かせ給ひて、権現法楽の為に胡飲酒(こいんじゅ)と云ふ舞をまはせてましましけるに、俄に大雨ふりけれども、舞を止めず、ぬれぬれ舞ひければ、宣旨を反す舞なれば、権現めでさせ給ひけるにや、忽ちに天晴れて、さまざまの霊瑞ども有りけり。
 さて、御下向有りて、幾程を経(へ)ずして、去んじ春比より御身の中苦しくして、世中をあぢきなく思し食して、去んぬる六月十日、院号御辞退あり。今朝に御出家、夕に無常の道に趣き給ふ。院・内の御欺き、何れも愚かならず。天下諒闇(てんがりやうあん)の宣旨を下さる。…」

とあるのを引いてきたらしい。そういえば雨も降ってた。ご覧のように滋子が亡くなるすぐ前のお話。
滋子もう死ぬのか。そんなわけないな。またいい加減に話をちぎってきたらしい。
病をおして参詣して舞って霊験があったっていう話が意味を成さず、
胡飲酒とも思えないものに成り果てている。
滋子を舞わせたかっただけっていうのなら、頼むから装束くらいきちんとしてあげて。
ていうか、別にコスプレなんかさせなくても、普通に女装束で舞の振りしただけかもしれんのに
わざわざなんで童舞にしたん?
現行舞楽で童舞を女性が舞っている写真みていけるとでも思ったの?
しかもそういう写真、目にしているならなんでみづらが古代?

しかし、この舞装束、一回きりの使用かどうかはわかりませんが
またかなり良い生地を無駄遣い。
生地にこだわる前にもうすこし見た目のそれらしさを着にしなよ。
普通ドラマとか舞台用とか、逆じゃないですか??生地より仕立てや着付け優先にならない?
というか、世の中にはレンタルとかも存在するわけでして。
一回こっきりなら借りて来たらいいのに、本物を。
雅楽会だっていくつもあるのに。
何で専門家の意見を聞かないんだろう。
部活ノリで内輪でキャアキャアいいながら楽しくやってる空気を大人に邪魔されたくないんでしょうか?



ふう…。
うーん、まだ愚痴続くので、あとは「つづき」にw

あとは…
こちらに出しそびれていたシロモノをw
八大童子より
高野の秘宝 八大童子立像(運慶作)より 美髪さんカモンッ!!!
矜羯羅(こんがら)童子さんと恵光(えこう)童子さんの二尊です。
あーこのくるくる、このくるくるとはねはねですよw
被髪がめずらしかった時代になんだなんだこの造形は!!
運慶さんは未来志向すぎる!!時空を飛び越えてる!!
くるくるさんなんて、どこのバー●ビー・ブル●クスJr.だよというね…。
それにしても、元ネタの方は復元色で塗るんじゃなかったかな!!とちょっと後悔!
ふくふくむちむちだw つくりがリアルすぎてww
ほんとに誰の意向なんですかこれ、さすが高野六十那智八十ですねとかいうオチですか!?


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最近、拍手ボタン押して頂けることが多くて嬉しいですありがとうございます。
お礼画面に個人的萌絵ばかり仕込んであるのでお嫌いな方には返って御不快だったかとも思いますが(汗

コメントを頂戴していますので、ここでお返しさせて頂きます。
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◆> 07/28 08:20 【色々勉強に…】 さま。 ありがとうございます。もっと精進いたします!

◆> 08/05 18:31 【『左記』序文へコメント頂いた方】 左記序文についてはいづれ訳も載せようかと思っていますが、本文の方には序文のような内容が見られず(散逸か)儀式次第ばかりになるので、今のところ公開は考えておりません。

◆> 08/14 15:51 【すてきな…】さま。 お気に召したなら光栄です!

◆> 08/16 20:50 【おさげもみづらで良い.んですね..】さま。 今は髪が長いのは女性という風になっていますしね。ただ、首の後ろでなく耳の上で結ぶって言うのはちょっと不思議ではありますよね。

◆> 08/16 20:42 【角髪ってこんなに長い.んですね..】さま。 長いのです。びっくりですよね。人によっては重かったろうなあと思います。

◆> 08/22 15:14 【昨日、ツイッターでご挨拶...】さま。 うぉ~~!!こちらへも御言葉ありがとうございます!(///) どこかにはそういう方もいらっしゃるはずだと思って書いていましたので、実際みづら愛に溢れた方にかまっていただけるともう感無量であります!みづら!ラブ!
毎週更新できていたみづら祭ですが
今週は、ひとやすみ。

で、
またしても「こうだったらいいのになー」っていう…。

後白河院(衣冠)と平滋子(唐風)

『旦(あした)には朝雲と爲り、
 暮には行雲と爲りて、
 朝々暮々、
 陽臺の下(もと)にあらん。』 (抜粋;宋玉/高唐賦)

後白河さん「共に巫山の夢に戯れようぞ」

とかゆー…。
楚の懐王が午睡の内に
巫山の神女と出逢ってアハハウフフ
日がな一日いちゃこらいちゃこら
な夢を見た。というお話で、神女が云った台詞が上の部分です。
この話を引いて、
「雲雨」「巫山の戯」などは男女の情交、またその濃まやかなことを指す。
「ふざける」に「巫山戯る」の宛字を考えたひとはガッツポーズをしたと思う。だいすきだ!!

この話好きそうだよね…後白河さん。

後白河さんは衣冠(上皇の料は赤袍、文は自由)です。
滋子さんは宋風、じゃなくって、唐風。
この前『宋風だったらこうじゃねーか』を描いたのですが
どうせなら地味な宋風より唐風の方が……と思って。
『唐風』っていえばそれで大陸風、っていうことなんだから
きちんと宋風装束を持ってくるわけでもなし、わざわざ宋風って言明しなくてもいいのに…。

衣冠は束帯に準ずるものですが、
そもそも上皇様は束帯着用が必要になるような厳儀にはお出ましにならないので、
ほとんど束帯はお召しになりませぬ。

お手つき女御の婚礼っていうの自体なんかちょっともうアレなんですけど
滋子は折角がんばったのに、後白河さん烏帽子ってないわーと思って…。
先に見てたねすたくんにあらすじ聞いたとき「それ何ていうハーレクイン?ww」て思いましたが
テレビ欄にラブロマンスVv(笑)とか書くんだったらせめてこのくらい気張って欲しかった…。

っていうかまだ滋子の婚礼衣装に粘着してる人がいるよ!!w
この記事は、前回の続きになります。
後半は、天地の白虎・玄武と、おまけ×2 です。

続きに、キャラクターについての雑感。かなり偏っているうえに辛口です。
遙か5がお好きな方は、続きはお読みにならないほうがよいかも知れません。長いし。

 
遙か5 福地桜智 遙か5 小松帯刀
遙か5 アーネスト d003c03c.jpg
haruka5_sub01.jpg haruka4_asvin.jpg



 

 『遙かなる時空の中で5』(KOEI)
 
とっくにクリアして落書きも結構前のものになりますが
色を塗ってる途中に手を止めてしまい、放置してました(汗
さらに、追加シナリオのDLが、PlayStationOnlineの大規模障害によりできなくなり
私がプレイ出来たのは7月に入ってからでした。やれやれ。
 
しかしとりあえず放置も勿体ないのであげときます。
 
最初にお断りしなくてはならないのですが、
私はアンジェリークSF版からのネオロマユーザーであり
遙かシリーズとも無印からのお付き合いになりますが
なんかな。。。
正直5は。。。
もう、ネオロマとの付き合いも終わりかなあ。
 
というモヤモヤを抱えつつも、らくがき描きとしてキャラは描いておこうという、そっちが先に立ってのことです。
 
キャラについての雑感も「続きを読む」に書いてありますが、基本辛口になっています。
イラストだけ先に上げておきますので、
このゲームがお好きな方は下の方のコメントはお読みにならないで下さいね。
 
あ、好きなキャラの大まかな順は、
朱雀→白虎→福地→アーネスト→沖田→玄武→小松→高杉→チナミ→土方・近藤→
龍馬→勝先生・菊千代様→瞬兄→西郷・桂・マコト・青龍→天海・祟→都→ゆき様
って感じでしょうか。
 
 
さて
前半は、白龍の神子・黒龍の神子・天地の青龍・朱雀 です。
遙か5 ゆき 遙か5 都・瞬
遙か5 坂本さん 遙か5 天地の朱雀



Profile
管理人紹介
HN:逆名[サカナ]
HP漁屋無縁堂

無駄と斑の腐渣。
らくがきと調べ物が趣味の
風俗文化史好き歴史オタク。
人物志より文化史寄り。
イチ推しはみづら
(美豆良/鬟/鬢頬/総角)。

中古日本史、東洋史、仏教史(仏教東漸期の東アジア、平安密教、仏教芸能、美術、門跡寺院制度等)、有職故実、官職制度、風俗諸相、男色史。古典文学、絵巻物、拾遺・説話物。

好きな渡来僧:婆羅門僧正菩提僊那、林邑僧仏哲
好きな法皇:宇多法皇
好きな法親王:紫金臺寺御室、北院御室
好きな平氏:重盛、経盛、敦盛
好きな法衣:裘代五条袈裟
好きな御衣:御引直衣
好きな:挿頭花と老懸を付けた巻纓冠
好きな結髪:貴種童子の下げみずら
好きな童装束:半尻、童水干
好きな幼名:真魚(空海さん)
好きな舞楽:陵王、迦陵頻、胡蝶
好きな琵琶:青山、玄象
好きな:青葉、葉二
好きな仏像:普賢・文殊(童形)はじめ菩薩以下明王、天部、飛天(瓔珞天衣持物好き)

やまとことばも漢語も好き。
活字・漫画・ゲーム等、偏食気味雑食。

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御容赦下さいませ。

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