全日本及び三千世界のみづら愛好家の皆様、御無沙汰を致しております。貯金分のみづらへの愛を、いまひとたびの咆哮にのせて発します。みづら万歳!!
今回は人物埴輪の美豆良を観察していて、解釈に困ったりしたものをこねくり回した結果をご覧頂こうと思います。
個別の埴輪観察という感じで総括はありませんので、美豆良についてお調べの方は、
前回*みづら祭*埴輪みづらを描いてみよう!~種々の埴輪美豆良記事や
みづら祭の序 (附目次)をご覧下さい。
なお、図中の各部名称については、基本的に「原色日本服飾史」に拠っています。
おしながき
◆コトを弾く盛装男性埴輪 伝群馬県赤堀村出土
附:下垂部付きL字型美豆良の別解釈4種
◆耳孔から美豆良を垂れてゐる人物像 常陸国筑波郡小野川村大字横場出土
◆帽子を被った男性埴輪 埼玉県東松山市大谷雷電山古墳出土
◆三角文様の盛装男性埴輪 福島県いわき市神谷作101号墳出土
◆ちょっとだけコトのこと
埴輪は、大概は何らかの祭祀の様子を現すとみられていますが、中には楽器を持っている人物埴輪もいます。一番多いのはコト(倭琴/やまとごと)です。(鈴も多いが、装飾を兼ねている事が殆どと思われる)他には太鼓や拍子木らしきものが見られます。
倭琴は現在も雅楽で使用されている和琴(わごん…主に六絃、琴柱があり琴軋〈ことさき〉を用いて弾く)の祖形と云われている楽器ですが、埴輪に象られたものや出土遺物、正倉院御物などに遺風を留めるのみで、演奏法など詳細は不明です。
『コト』は元来は倭琴を指す言葉だったものが、外来音楽の輸入を受け、あたらしくやってきた楽器たちを『琴(きんのこと)』『箏((そうのこと)』『琵琶(びわのこと)』『百済琴(くだらごと)』『新羅琴(しらぎごと』と呼び、土着のコトもこれらに対して『倭琴(やまとごと)』と呼ぶようになり、『琴』の字が宛てられて、弾き物(弦鳴楽器)の総称として使われるようになりました。そのころは恐らく琴(主に七絃、琴柱はない)が主流だったのでしょうが、現在では一般に『お琴』などと言ったりする場合は箏(日本では主に十三絃、琴柱があり指に義甲を付けて弾く)を指すようになっています。
埴輪の持ち物としてのコトの大きさは、埴輪との対比でおおよそ全長が40~60cmほどですが、出土した現物では、福岡県北九州市辻田遺跡のモミ材のコトで148,8cm、千葉県国府関連遺跡のヒノキ材コトは全長161.2cmのものがあります。また正倉院御物の和琴残闕5号は190.1cm、伊勢神宮御神宝の鵄尾御琴(とびのおのおんこと)は266.6cm。これは実用楽器というより財物に相応しい容儀というところかも知れませんが。
絃の本数は四絃、五絃が主ですが、六絃も見られます。
形としては、長方形の平板の一辺に切れ目を入れて絃(絹か?)を引っ掛け、絃のもう一方の端は絃孔へ引き入れる形になっています。絃孔は単数・複数のものがあり、弦を引き締めて音を調整する為の琴柱あるいは竜角とみられる表現がなされているものもあります。
板は頭部へ向かって細くなる物、絃孔のあたりでくびれ、頭部が末広がりになっているものが見られますが、これが鳥尾を象っているのならば、鵄(とび、鳶)の尾型…V字型の尾を持ち、「倭名類聚鈔」に『大歌所に鵄尾琴有り』と記され、伊勢神宮神宝として伝承されている鵄尾型の和琴へ繋がる形と捉えることが出来るでしょう。
なお、参照した写真、コトについての説明は「埴輪の楽器 楽器史からみた考古資料」(宮崎まゆみ/三交社)1993より。
◆弾琴埴輪の特徴
コトを弾く・携えている埴輪は、主に男性(女性も数例ある)で、盛装をしているものが多いですが、簡易な服装で顔に入れ墨を施しているもの(奈良県天理市荒巻古墳出土)もあります。前者では倚座(いざ、台座に腰掛ける)で膝に琴を置く形が多くなっています。倚座も高位のしるしとみられています。後者の身分は低いと見られるので、もしかしたら専門の楽人も存在していたのでしょうか(この埴輪は肩にコトを担いでいるので、単に運び手という可能性も?)。
◆埴輪観察結果
ここで取り上げた埴輪は、かなり細かく作り込まれています。もっとも、コトを弾くというポーズを選んでいる時点で、複雑な造形の埴輪を作ろうという意志があったのでしょうけども。美豆良はL字型で、突起部分は彩色され、下垂部がついています。これは他の盛装埴輪でも見られる形で、前回の種々の埴輪美豆良でも同型のもの(群馬県太田市塚廻り3号墳出土)を扱いました。今回は別の結い方にしています。
実は(上目遣いでニヤニヤしながら)もう数パターン描きました(後述)。
服装は衣褌(きぬはかま)ですが、演奏のために邪魔にならないようにということなのか、胸の下あたりで帯かたすきを結んでいるのがちょっと変わっています。結び目は右脇にあります。背後で裾の端が浮くような形になっていて、短い上衣の裾という風にとりましたが、帯に入れた裾とたすきの間の布が余って膨らんでいる表現とも考えられます。
衣褌姿では、腰から下は必ずといっていいほど、男女ともに末広がりになります。これは上衣の裾が腿当たりまであるものとして解釈されることが多いのですが、この腰の張り出し部分が上衣と別の模様になっている例や、襟の表現が腰帯に当たって途切れている例があり、奈良県石見遺跡の盛装倚座埴輪も短めの上衣の下から腰裳を着けていますから、上衣の上から別仕立ての腰裳を着ける場合も結構あったのではないかと思っています。
今回は上衣が短い可能性もあるので腰裳にしてみました。一応前掛けのような、紐付きの構造を想定していますが、縫い目や割れ目が埴輪に見られないので、環状のものに腰を通して上から帯で締めたりしているとも考えられます。ドーナツ状の円形の布とかもありえるかな?
腰裳の下は褌で、膝から下は、普通は膝あたりに足結(あゆい)をしていますが、足首にも結び目の表現があるので脛巾(はばき)としました。足結+皮履(かわぐつ)の飾りという線もあるかも。
装飾品は耳環、後頭部束髪の上から懸けた頸珠(これもめずらしい表現)、籠手(手の甲に結び目を乗せるような形、プレッツェルにそっくり!)、柄は欠損していますが大刀を佩いています。
丹による赤彩が残っていて、顔には額、鼻の頭、こめかみから目尻、頬にかけて太い曲線が描かれています。赤鼻かわいい。同じく群馬県、前橋市朝倉出土のコトを弾く盛装男性埴輪も、よく似た丹塗りをしています。
首も塗っていたようです。丹塗りは祭祀のための化粧と考えられています。(入れ墨は線刻であらわされる)
造作の細かいものは余計、見ていて飽きないですねえ…。
①②は突起部の丸みを無理やり鈴飾りと解釈したものです。②は先回の想定とさほど変わりません。ああ!髪に鈴飾り!凄まじく可憐だ。
実はこの埴輪美豆良で気になったのは、L字の突起部分が彩色されていることです。その部分が突出するのは、紐で巻かれたところから折り曲げた髪の束が膨脹気味に張り出しているため、と見ているのですが、それならそこは髪であるはずだから赤くはならんだろう…と。
ただこの丹による彩色は、云ってみればモノクロ表現、赤色は別の色の変わりに塗られたり、隣り合う部分との区別を付けるために塗られていたとも考えられるので、そんなに気にすることもない…
…のかもしれませんが、別の手も考えてみました。
③④は突起部の彩色を考慮して、ここに紐を巻き付けるものです。ああ、かわいい。すごくかわいい。ものすごくすごくかわいいですが髪型としてはあまり現実的ではないなと思います。こんな先の方でちょろっと輪を作るくらいなら全体を輪にする童子みづら(あげまき)型の方がまとまりがいいでしょうし。ああ、でもかわいい。
【耳孔から美豆良を垂れてゐる人物像 常陸国筑波郡小野川村大字横場出土】
なぜ旧国名かというと、写真を参照した資料が古いからです。
『埴輪集成図鑑』(帝室博物館編)1944
国立国会図書館デジタルコレクション
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1264671
国会図書館のデジタルライブラリで見つけた資料で、戦前のものなので当然それ以前に発掘されたものしか掲載されていませんが、正面だけでなく側面・背面写真もあるのがとてもありがたいです。
ささっ、ぜひぜひご覧下さい、はにわさん達が大量に待ってますよ~。
埴輪に付けられた呼称も元資料に拠りました。この埴輪は横から見ると、耳穴から美豆良が生えてるように見えるのです。正面から見るとツインテールですね。しかも毛先がツンと上向いてますね。愛らしい。そのせいで思い切りぷりぷりになりました。申し訳ない。
紐を巻き付けるなどしてまとめている可能性もありますが、そんなに身分が高くない人物であれば、耳のあたりで元結をとって流すだけということも有り得たのでは?ということで、今回はこのように。
◆性差が不明瞭
呼び方が単に『人物像』としてあるところに、慎重さが窺えます。男性埴輪に珍しく乳暈表現があるからでしょう。衣服表現は少なく、腰裳も頸珠も男女に共通する要素です。
乳暈及び乳房の表現は、女性埴輪にはたまに見かけられますが、男性に皆無という訳でもありません。ただし、土を盛るのではなく、線を彫り込んであることは、女性より男性である可能性を高めているように思います。
そもそも埴輪には体格上の性差表現があまりありません。胸は基本的に平坦で、女性の乳房の表現はそこへちょっと粘土を足すくらい。男性ならたくましい、というのもあまりないようです。ぼんきゅっぼんの遮光器土偶さんとはえらい違いです。こういった点が美的感覚の発露なのか、埴輪の造形上のことなのかは解りませんが。
さて、もう一つ性別の判断を難しくしているのは、髪型かと思います。
埴輪では普通、美豆良があれば男性、美豆良がなく頭頂部に髷(古墳島田)があれば女性、と見ることができますが、この埴輪には美豆良があるのに、頭頂部に髷らしきものが載っています。
私は、この曲がった円筒状のものは
(1)髷だが、盾持人埴輪などとも共通する結髪(後世の唐輪に似る)で、横に細く、女性の縦長で平坦な古墳島田とは別種のものである。額の環は冠である。
(2)髷ではなく、兜の装飾である。額の環は兜のふち。
と考えて、どちらの場合も男性であると想定して両方を描いてみました。女性が美豆良を結って兜を被っている可能性もありますが。
衣服・装飾表現については、襟や襟紐表現は無し。頸珠と耳環はあり。腰には帯があり、末広がりの腰裳が。さてこれは乳暈もあることだし上半身は裸ということか、それとも、貫頭衣のような単純な衣類の省略なのか。どちらも考えられると思います。なお、襟付きの衣と貫頭衣については、またいつか古墳時代の領のはなし等としてまとめたいと思います。
ちなみに半裸の人のポーズがなんだか微妙なのは、埴輪のポーズをどう再現するかいろいろ描いてみても、私の力不足ですべてヒゲダンスっぽくなってしまい、迷走した結果です。いやはや。
こちらも以前取り上げました。やっぱり、お気に入りって言うのはね…。この埴輪の場合は、顔立ちや下半身が太い(描いてないが)ことから、なんとなく男性的な魅力を表現しようとしているような感じで気に留めているというか、うん、何より美豆良の毛先がカールしているところが好きです、心の中で雷電山カールと呼んでいます。千畳敷カールのともだちみたいですね。
顔の廻りに薄く縁取りがありますが、これは眉の表現と同じ方向性で髭であると解釈しています。
◆帽子はどんなもの?
以前はこの帽子を、つばの形を「鬘(かずら)」と判断して、日蔭鬘を頭に纏きましたが、今回は素直に帽子として描いてみました。
かごなど、植物を利用した編み物の器物は縄文時代の遺跡から出土していますので、その要領で、植物繊維で編んだ帽子、つばの形を作る為に細めの素材を使っているという想定にしたのですが、なんだか麦藁帽子みたいになりました。縮毛とか彫り深めの顔にしたせいで余計日本人に見えませんね。エコクラフトしか編んだことないからかも知れません。修行が足りぬ。
泣き言はともかくとして、埴輪は結構、不思議な形の帽子を被っています。兜の形はなんとなく見慣れていますが、素材が金属なのか有機物なのかさえ解らない冠帽の類は厄介です。真面目にやろうとすればするほど、張り切って妄想すればするほど『日本的』なイメージから離れていってしまいます。つば広のとんがり帽子を被るのは西洋人、という思い込みが強いからなんでしょうねえ…。
もうひとつ、鹿皮(※皮=なめしていない 革=なめし加工済)を使ったものも考えてみました。円いつばにお洒落カッティングを入れます。
盛装埴輪はよく籠手を着けていますが、そちらも一応皮のつもりで描いています。革帯は金具付きの場合は輸入物もありかな!?革もありかな!と思いますがどうでしょうか!
【三角文様の盛装男性埴輪 福島県いわき市神谷作101号墳出土】
ひとめ見たら忘れられない華やかなお方です。彩色もありますが、冠はこれ一体何なんだろうほんとに。先っぽポンポンみたいだし。って、思いますよね。
◆鈴のついた冠
「もっと知りたい はにわの世界」(若狭徹/東京美術)に、「鈴」と説明してあったので、思い切って、布製の部分と、金属製の部分に分けてみました。布部分は前立てのみで、頭全体を覆う帽ではありません。ぺろぺろ広がっている部分は、朝鮮半島で出土した金冠(伝高霊出土、韓国湖厳美術館所蔵、図版参考「日本の美術445 黄金細工と金銅装」至文堂))の装飾を参考に、鈴をくっつけて、惜しげもなく折り曲げてみました。動けばリンリンシャンシャン、もとい玲瓏として響いたのでしょう。厳粛な儀式の中で祭主の身振りにつれて鳴る鈴の音かあ…。
ただし、埴輪を見るとこのへろへろした部分のふちは彩色されています。金属ではないのかも??
◆三角文様の上着
みづら祭りを準備していた時分に、古墳時代の意匠として三角文様はポピュラーらしいと知って、絵に入れることに決めましたが、その時この埴輪も見ました。 また、おなじいわき市内の中田横穴の壁画も三角文様が入っていて、関係性が指摘されています。(福島文化財センター まほろんHP http://www.mahoron.fks.ed.jp/bunkazai/364.htm)
ただよ~~く見ると単に三角を並べただけではなく、ずらしたり、逆さまにしたりしています。規則正しく並んでいれば鱗文様と呼ぶところなのですが、不規則な遊びも見られるため単に三角文様というのが妥当かと思います。
以前、領のはなしで触れましたが、衣褌姿では多くは左衽の曲領で、この埴輪のような対領(喉元から真っ直ぐ割れる身頃)は少ない方です。左右の襟が合わさって、そこに少し隙間があるようにも見えるので、上着として、下に衣を着る想定としました。若干きぶくれ。その襟の線は腰で途切れているようですので、腰裳と革帯を上から着装。
◆美豆良その他の衣服表現
美豆良は細めでシンプルなちまき型ですが、基点が高いのでもの自体は長め。彩色で紐の表現あり。美豆良の下から耳環、冠に合わせて金細工にしてもよかったかも。
金具付きの革帯に玉を纏いた大刀を佩きます。金飾とトンボ玉つきで、柄頭の形は奈良県藤ノ木古墳出土の捩り環頭大刀を参考にしました。大刀の緒は横縞の倭文織。鞆も提げています。
腕には三角文様の入った籠手。指先も彩色されているように見えるのですが、手を赤く塗ることがあったのかなあ…うーん…。
腰裳は赤い縁取りあり。褌の紅白石畳文様は、埼玉県生出塚窯跡出土の盛装男子埴輪を参考に。(といってもここからは沢山出土していますが、紅白チェックの褌を穿いた埴輪の写真が前述「もっと知りたい~」に掲載されています)足結の緒にも鈴飾りプラス。
足元は皮履。もとの埴輪は倚座であぐらをかいており、足まわりの装束表現は控えめです。
うーん、写真しか拝見していないのですが、もうすこし別角度からも見たかった…。
今回は以上です。
楽しかった。私は楽しかったのですが、読んで下さった方は正直どうなんでしょうか。ネタにはなるでしょうか。文字通り御笑覧頂けましたら幸いです。
私の埴輪観察の目的は、真実の探求ではなく、あれこれ想像して楽しむこと、妥当と思われる可能性を沢山並べてみることです。その為に研究者の方々のお知恵を拝借しているに過ぎません。に、二次創作…。
関心をお持ちの方は是非原作もとい、元の資料をご参照下さい。
最近古墳ブームが到来しているらしいので、ここはひとつ!埴輪美豆良にも!!脚光を!!そして願わくば美豆良が流行って8の字以外の美豆良の存在が、広くなくていいのでせめて古代好きさんの間でだけでも認識されますように!!
はにわらくがきつめあわせ。
隅っこに入れた痛そうな顔の埴輪は、下半身まで入れないと個体認識されにくい可哀想な人です。
そのうち頑張って描くかもしれません。
大分前に描いたのも混じってますが、上段はウズメさんイザナミさん、下段はヨモツシコメの皆さんです。醜=マッチョという解釈で、イザナミ親衛隊、縄文・土偶風味アマゾネス軍団です…。ファンタジーなのでよろしくおねがいします…。ちちあて布は海外ドキュメンタリーのアンコール遺跡番組の古代再現ドラマ部分を参考にしました。
【参考資料】多謝。
図書資料
▲「古代史復元(7) 古墳時代の工芸」(白石太一郎編/講談社)1990
▲「歴史発掘(4) 古代の装い」(春成英爾/講談社)1997
▲「埴輪と絵画の古代学」(辰巳和弘/白水社)1992
▲「埴輪の楽器 楽器史からみた考古資料」(宮崎まゆみ/三交社)1993
▲「人物埴輪の研究」(稲村繁/同成社)1999
▲「はにわ人は語る」(国立歴史民俗博物館編/山川出版社)1999
▲「王の墓と奉仕する人びと」(国立歴史民俗博物館編/山川出版社)2004
▲「ものが語る考古学シリーズ(6) 人物はにわの世界」
(稲村繁、森昭/同成社)2002
▲「人物埴輪の文化史的研究」(塚田良道/雄山閣)2007
▲「もっと知りたい はにわの世界~古代社会からのメッセージ」
(若狭徹/東京美術)2009
▲「古代人の化粧と装身具」(原田淑人/刀水書房)1987
▲「倭人の絹 弥生時代の織物文化」(布目順朗/小学館)1995
▲「衣服で読み直す日本史 男装と王権」(武田佐知子/朝日選書601)1998
▲「よそおいの民俗誌 化粧・着物・死装束」
(国立歴史民俗博物館編/慶友社)2000
▲「日本結髪全史」(江馬務/東京創元社)1960再版改訂
▲『美豆良考』「江馬務著作集第四巻」所収(江馬務/中央公論社)1976
▲「日本の美術23 結髪と髪飾」(橋本澄子編/至文堂)1968
▲「日本の美術445 黄金細工と金銅装 三国時代の朝鮮半島と倭国(日本)」
(可田貞編/至文堂)2003
▲「原色日本服飾史」(井筒雅風/光琳社出版)1998増補改訂
▲「有職故実大事典」(鈴木敬三監修/吉川弘文館)
▲「倭名類聚鈔 元和三年古活字版二十巻本」(中田祝夫解説/勉成社)1978
▲「日本音楽大事典」(平凡社)1989
▲「邦楽百科辞典」(音楽之友社)1984
▲「伊勢の神宮 御装束神宝」(南里空海/世界文化社)2014
オンライン資料
国立国会図書館デジタルコレクション
▲「縄文時代のかごの研究」(柳原梢子/東京大学/2008)※pdf
▲「東アジア先史時代の植物質編物の研究」(松永篤知/名古屋大学/2013)※pdf
▲カナダ先住民のヒノキ樹皮で編んだ帽子
『two fish every week » ヒノキの樹皮で帽子作り(その5)マリアさんの話』