寒くなってきたし
手のリハビリかねて
また編み物。
そういえば少し前に
趣味はと聞かれて
読書と妄想と古代人のニアホモを描いたり書いたりと手抜き料理とカラオケとゲームとインターネットと編み物です
を中略して
読書とか編み物です
と言ったら、へえーという反応だったが
反復作業が精神安定に非常によいです
と言ったら、ああ…という反応だった。ヨシ!(何が)
去年はかぎ針編みだったけど、
両手使った方が良いかなというのもあって
今年は棒針編みに挑戦だよー。小学校以来。
さんざん編んでほどいて
やっと編み地が均一になってきたので
作品にうつる。
で、縄編み模様のニットキャップ。普通に。
ポンポンはねえこれ頂部の補強という意味があるんだよ。
針と毛糸はダイソーじゃ。
これで400円かかってますな。(針+縄編み針+毛糸玉2)
いや毛糸玉っていいのは高いんだって。
次の目標はレッグウォーマーで…
セーターとかは無理w
まあ、実際これかぶって外に出るかどうかはともかくw
着たい物と作りたいものが合致するとは
限らないのがむずかしいところw
…どうでもいいけど髪伸びたなあ…。
(さらにとりとめもない話がつづく)
手のリハビリかねて
また編み物。
そういえば少し前に
趣味はと聞かれて
読書と妄想と古代人のニアホモを描いたり書いたりと手抜き料理とカラオケとゲームとインターネットと編み物です
を中略して
読書とか編み物です
と言ったら、へえーという反応だったが
反復作業が精神安定に非常によいです
と言ったら、ああ…という反応だった。ヨシ!(何が)
去年はかぎ針編みだったけど、
両手使った方が良いかなというのもあって
今年は棒針編みに挑戦だよー。小学校以来。
さんざん編んでほどいて
やっと編み地が均一になってきたので
作品にうつる。
で、縄編み模様のニットキャップ。普通に。
ポンポンはねえこれ頂部の補強という意味があるんだよ。
針と毛糸はダイソーじゃ。
これで400円かかってますな。(針+縄編み針+毛糸玉2)
いや毛糸玉っていいのは高いんだって。
次の目標はレッグウォーマーで…
セーターとかは無理w
まあ、実際これかぶって外に出るかどうかはともかくw
着たい物と作りたいものが合致するとは
限らないのがむずかしいところw
…どうでもいいけど髪伸びたなあ…。
(さらにとりとめもない話がつづく)
そういえば縄編みはアラン編みのひとつですが
アランセーターはアイルランド・アラン諸島が発祥の
猟師の作業着なんだそうです。つまり、民族衣装か。わお。
家毎に独自の編み込み模様があって
海難事故に遭った死者の身元がセーターの模様で分かった…という話もあるそうな。
高村薫「晴子情歌」の彰之は自分でフィッシャーマンズセーター編んでたな。あれは遙さんに教わったんだっけ…。
あと、鳩山郁子「ダゲレオタイピスト」収録の『The widow of Fisherman can't stop Knitting』は漁師の未亡人が延々編み物を続ける話で、ゴーリーを彷彿とさせる陰鬱なタッチのホラー?作品だが、編み物をしているとふと思い出したりする。黒い三人の老婆がね、無理矢理腕に銀の腕輪を付けてくるんだ。腕輪には丸い小さな籠が下がってて、そこに毛糸玉を入れておくと、編み物をしてると籠の中でくるくる毛糸玉が回るのです。未亡人は夫を想いながら、海へ沈んだ夫をすなどるための、網模様を編み続ける…。
なるほど、織物もそうだけれど、単純作業を無限に反復していく時の精神の昇華作用だとか、細い糸(線)が布地(面)になり、衣服になっていくことの神妙さ。更にそこに色彩や文様という要素が絡んでくる…。
まったく、被服とは呪術的行為である。
それも女のなまなましい体臭のする呪術である…これは単に偏見かw
まあそんなことをぼんやり考えながら編んでるわけですが。
精神安定とかいってろくなこと考えてないじゃんw
いやっ、だって考えてみてごらんよ。
糸と棒をがちゃがちゃしてたら布が出来るなんて考えた人天才だろ。
なんだろ、最初はやっぱり蔓を結んだりしてたのがはじまりなのかなあ。
そういえば機(はた)が織りたいなーとか思ったりもする。
実は昔、おもちゃの手織機がうちにあったんすよ。「おりひめ」とかいう。糸じゃなくて毛糸を使って織っていくんだけど、結構綺麗なものが織れたんだよな。たしか母に譲って母はどこかへ持っていったんだ…。今はもうそういう子供向け玩具はないのかな?
草木染め用の小型手織機でも、手芸店で見たりすると結構お高いんだよねー…。
もっと大がかりなものは、工房体験でやってみたことがあるけど、杼を滑らせる時の、シャー!っていうのが楽しかったな。織機全体もそうだけど、特にあの杼って完成されてるよな。機能美の極致だよな。叡智だよ。萌えるわ。
漢字テストで『美術工芸』ジャンルやってみて染織用語も多かったし、装束もいいけど、もっと染織史を勉強してみたいなー。
アランセーターはアイルランド・アラン諸島が発祥の
猟師の作業着なんだそうです。つまり、民族衣装か。わお。
家毎に独自の編み込み模様があって
海難事故に遭った死者の身元がセーターの模様で分かった…という話もあるそうな。
高村薫「晴子情歌」の彰之は自分でフィッシャーマンズセーター編んでたな。あれは遙さんに教わったんだっけ…。
あと、鳩山郁子「ダゲレオタイピスト」収録の『The widow of Fisherman can't stop Knitting』は漁師の未亡人が延々編み物を続ける話で、ゴーリーを彷彿とさせる陰鬱なタッチのホラー?作品だが、編み物をしているとふと思い出したりする。黒い三人の老婆がね、無理矢理腕に銀の腕輪を付けてくるんだ。腕輪には丸い小さな籠が下がってて、そこに毛糸玉を入れておくと、編み物をしてると籠の中でくるくる毛糸玉が回るのです。未亡人は夫を想いながら、海へ沈んだ夫をすなどるための、網模様を編み続ける…。
なるほど、織物もそうだけれど、単純作業を無限に反復していく時の精神の昇華作用だとか、細い糸(線)が布地(面)になり、衣服になっていくことの神妙さ。更にそこに色彩や文様という要素が絡んでくる…。
まったく、被服とは呪術的行為である。
それも女のなまなましい体臭のする呪術である…これは単に偏見かw
まあそんなことをぼんやり考えながら編んでるわけですが。
精神安定とかいってろくなこと考えてないじゃんw
いやっ、だって考えてみてごらんよ。
糸と棒をがちゃがちゃしてたら布が出来るなんて考えた人天才だろ。
なんだろ、最初はやっぱり蔓を結んだりしてたのがはじまりなのかなあ。
そういえば機(はた)が織りたいなーとか思ったりもする。
実は昔、おもちゃの手織機がうちにあったんすよ。「おりひめ」とかいう。糸じゃなくて毛糸を使って織っていくんだけど、結構綺麗なものが織れたんだよな。たしか母に譲って母はどこかへ持っていったんだ…。今はもうそういう子供向け玩具はないのかな?
草木染め用の小型手織機でも、手芸店で見たりすると結構お高いんだよねー…。
もっと大がかりなものは、工房体験でやってみたことがあるけど、杼を滑らせる時の、シャー!っていうのが楽しかったな。織機全体もそうだけど、特にあの杼って完成されてるよな。機能美の極致だよな。叡智だよ。萌えるわ。
漢字テストで『美術工芸』ジャンルやってみて染織用語も多かったし、装束もいいけど、もっと染織史を勉強してみたいなー。
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