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深度三,三三糎の心の海から湧き出ずる、逆名(サカナ)のぼやき。
 
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「風ノ旅ビト-Journey-」をプレイしました。
(下の方に攻略後追記あり)

攻略については
【風ノ旅ビト - PS3 トロフィー まとめwiki -】
を参考にしました。あとyoutubeとか。

未プレイ及び初回プレイの途中の方には、攻略サイトを御覧になる前にこちらの一読をお勧めします。
【- 風ノ旅ビトに興味を持った方・初めてプレイする方へ -metan1526@Wiki  】
説明の少ないゲームだからこそ、未知の驚きもまた醍醐味だと思います~。


「flOw」「Flower」に続く第三弾ということで、
今作も美術性の高い半分環境ソフトのようなゲームかな?と思ってたら、そういうわけでもなく。
雰囲気としては、「ICO」や「ワンダと巨像」に近いものがあるかな?
マント姿の旅人になって聖なる山の頂を目指す巡礼の旅に出るのですが
(たぶん。説明が何にもないので、プレイヤーが妄想で補うしかない)
砂漠、遺跡、雪山…と、なんとなくシルクロードっぽい?
荒野に鮮やかな幟がはためいている様子はチベット仏教を思わせます。

ゆるーいオンライン要素がありまして、
ふと気付くと、同じ姿の道連れさんがフィールドにいます。
この点も事前に特になにも語られないので、初めて時はかなりビクッとしましたw

道連れさんは、世界の何処かでONしているプレイヤーさんで、マッチングはランダム。
マントの背から伸びるスカーフは、各ステージで光源に触れると伸びていきます。走るとたなびく!
そのへんに舞っている咒符に触れるとスカーフに力がチャージされて、飛び上がるとその力の分だけ飛行が可能になり、ステージを進めていく事が出来ます。
咒符に触れなくても、道連れさんと接触するとチャージ可能。なのですが、瓦礫の合間に赤い咒符や幟がはためくだけのだだっぴろい砂漠や、モンスターの居る地下道や、特に雪山なんかでは、隣に誰かがいてくれるだけでも心強いものです。

このゲーム、説明も少なければ、コミュニケーション要素も極端に少ない。
○ボタン押しで、光と個別のマークと音を発信することと、あとは身振りで…
身振りといっても、歩いたり走ったり、ジャンプ、浮遊くらいですが。
しかしそんな限られた中でも、だからこそ、ほっとするようなささやかな会話が生まれたりして。
道連れが橋から落ちても別に待っている必要はないんですが、やっぱりなんとなく、光で呼びながら待っているし、一緒に落ちてきてくれる人までいたり。

一定条件を満たすとローブが白に変えられます。つまり上級者の証というわけですが
2回目のプレイで運良く白衣の方と御一緒させて頂いたときは、勝手にお師さまとお呼びしていましたw
この方は、隠された光源や壁画の在処へ導いて下さったり、

『お師さま、どちらへ。そちらは道に外れてございます』
『弟子よ、随いて参れ。…なに、旅には道草もつきものだ』

『──こ、これは…』
『我等と同じくして苦難の道を進まれた、先人の遺したもうた壁画よ』
『(五体投地)…ああ、斯くも尊き秘宝拝観の光栄に浴し、恐悦の至りにございます』
『うむ』(※妄想)


雪原で隠れるのに失敗して蟲にスカーフをひきちぎられ、昏倒してしまったときにも、ポーンポーンとサインを出しながらくるくるジャンプして、励まして下さいました。

『お…お師さ…ま…。申し訳もございませぬ。拙僧めの精進が…足らぬばかりに…
御身をお守り奉ることもかなわぬばかりか…尊い聖領巾に傷を負わせ申し上げるとは…なんという恥辱』
『もうよい。驚異は去ったのだ。
立ちなさい、さあ。聖地はすぐそこだ。
じきに、法悦が我らの苦痛を凡て濯ぐであろう』(※妄想)


お師さまと聖地巡礼を果たすことが叶い、まことに本望でございました。
いつか拙僧も白衣をまとう身となり、お師さまの法燈を継いで御覧に入れます…!

なーんて。
まさに、袖(というか、スカーフですが)振りあうも多生の縁という感じです。journey.gif

ステージ数もそんなに多くないし、1200円(前作、前々作を持っていると1000円)というお値段に見合ったライトさではあるのですが、シンプルで深い佳作です。

おまけのらくがき。
ボディランゲージの代わりにスカーフでサインが出来たらどうだろう。
という妄想。
【3/17追記】
攻略進んで、白マントもゲットできました~。
スカーフの光が自動回復する機能付き。(ジャンプ中は通常消費するが、着地すると自動回復)
ただ、まだへっぽこなので、オンラインで白マントは道連れさんに恥ずかしいかも…///
砂漠でぱたぱたさん(と呼んでいる飛行体)を見失うとまだ迷うし…。

白マントは、各ステージの光源をすべて取ったあと(一回のプレイですべて取る必要はない)
チャプター選択できる場所(最初の砂漠の遺跡)の、砂丘を下ってきて右側で、光(条件をクリアしていると発光)に触れると着替えられます。同じ場所で取得・未取得の確認も出来ます。

最後まで取れなかったのは、やっぱり砂サーフィンの途中で岩場へジャンプするところかな…。
それまでに出現してた光源を全部取っていないと難しいかも。
トロフィーもやっぱりサーフィンのゲートくぐりだけが残ってます;;
上に書いた白マントのお師様のお陰でだいぶ進めましたし、3回目クリアで御一緒した方とは『瞑想』もさせていただきました。さくさくいけたのはやっぱり道連れの方に恵まれたからでしょうね。
自分も他の方に少しでもお返しできたらな~と思う次第。

たぶんですが、トロフィーが増えると、マントの柄が変わっていくんですね。絵で描いたのといまは違ってます。


【6/17追記】
14日に、PSstoreにて風ノ旅ビトのPS3用カスタムテーマ2種がリリースされました。各¥300。
どちらもダイナミックCTで、一部アニメーションしたり、背景が自動で切り替わるタイプのものです。
ひとつはゲーム内の景色、もうひとつはゲームでは見られないコンセプトアートCGのスライドショー。
ボーーーーッと世界観に浸りたい人にはおすすめですw
待ってました~!という感じですが、後者は欧米版ゲーム本体におまけでついてきてたそうで。イケズ。

あとは、サウンドトラック!現在はまだ海外PSstore及びiTunesでのDL販売に限られているようなので、
PSstore日本でも販売されればいいんだけどなあ。CDでもいい。
デマか、北米販売オンリーかはわかりませんが、『コレクターズエディション発売か?(はちま起稿)』というのも眼にしました。これだったら是非サントラ付けて欲しいですね~。

リリースから三ヶ月経ちましたが、検索エンジンや相互リンク頂いてるwikiの方からお運び下さる方が日々絶えることなく、改めて支持の(地味ではあるけれど、確実な)高さを感じています。
私自身はたまに恋しくなってフラフラさまよう程度になっていますが、これから旅立たれる方の道中の幸運を、道祖神のごとくそのへんにボケッと突っ立って、心よりお祈りしております。
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管理人紹介
HN:逆名[サカナ]
HP漁屋無縁堂

無駄と斑の腐渣。
らくがきと調べ物が趣味の
風俗文化史好き歴史オタク。
人物志より文化史寄り。
イチ推しはみづら
(美豆良/鬟/鬢頬/総角)。

中古日本史、東洋史、仏教史(仏教東漸期の東アジア、平安密教、仏教芸能、美術、門跡寺院制度等)、有職故実、官職制度、風俗諸相、男色史。古典文学、絵巻物、拾遺・説話物。

好きな渡来僧:婆羅門僧正菩提僊那、林邑僧仏哲
好きな法皇:宇多法皇
好きな法親王:紫金臺寺御室、北院御室
好きな平氏:重盛、経盛、敦盛
好きな法衣:裘代五条袈裟
好きな御衣:御引直衣
好きな:挿頭花と老懸を付けた巻纓冠
好きな結髪:貴種童子の下げみずら
好きな童装束:半尻、童水干
好きな幼名:真魚(空海さん)
好きな舞楽:陵王、迦陵頻、胡蝶
好きな琵琶:青山、玄象
好きな:青葉、葉二
好きな仏像:普賢・文殊(童形)はじめ菩薩以下明王、天部、飛天(瓔珞天衣持物好き)

やまとことばも漢語も好き。
活字・漫画・ゲーム等、偏食気味雑食。

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