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深度三,三三糎の心の海から湧き出ずる、逆名(サカナ)のぼやき。
 
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友達とお昼ついでにふらーっと産直市場に行ったら、真桑瓜があったので買いました。
 
[うつくしきもの。瓜にかきたる乳児(ちご)の顔。…]
 …枕草子143段
 
というわけで顔を描いてみました(笑)
110808_210315.JPG
上掲の『うつくしきもの』の条は、チッチッと呼ぶと寄ってくる雀の子や、幼児のいとけない様子に続いていきますが、『うつくし』は、当時のニュアンスでは、今の『可愛い』に近かったようで、あとで、『なにもなにも、小さきものはみなうつくし』と言い切ったりしてますw
 
『倭名類聚鈔』には、「瓜類」として項が立てられたりしていますが、ただ『瓜』というと、大概この真桑瓜だったのではないか、と『和歌植物表現事典』(東京堂出版)にはありました。
 同書を見てみると、花は咲かないにもかかわらず、歌には結構詠まれているらしく、有名な山上憶良の『瓜食めば子ども思ほゆ…』を筆頭に、十九首抄出されています。
 
中には、瓜に直接書いて贈った例もいくつかあったようで、瓜にものを書くのはどうやら普通にされていたことのようです。
私は筆ペンで書いてみたのですが、表面にはじかれてちょっと書きにくかったです;;
 
 
水で洗ってから切って頂きました。
110808_211633.JPG
味はアンデスメロンを薄めたような風味で、歯応えはもう少しシャキシャキしています。
まだあまり甘くなかったなあ。
もうすこし熟すまで置けば良かったのかも。
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この記事は、前回の続きになります。
後半は、天地の白虎・玄武と、おまけ×2 です。

続きに、キャラクターについての雑感。かなり偏っているうえに辛口です。
遙か5がお好きな方は、続きはお読みにならないほうがよいかも知れません。長いし。

 
遙か5 福地桜智 遙か5 小松帯刀
遙か5 アーネスト d003c03c.jpg
haruka5_sub01.jpg haruka4_asvin.jpg



 

 『遙かなる時空の中で5』(KOEI)
 
とっくにクリアして落書きも結構前のものになりますが
色を塗ってる途中に手を止めてしまい、放置してました(汗
さらに、追加シナリオのDLが、PlayStationOnlineの大規模障害によりできなくなり
私がプレイ出来たのは7月に入ってからでした。やれやれ。
 
しかしとりあえず放置も勿体ないのであげときます。
 
最初にお断りしなくてはならないのですが、
私はアンジェリークSF版からのネオロマユーザーであり
遙かシリーズとも無印からのお付き合いになりますが
なんかな。。。
正直5は。。。
もう、ネオロマとの付き合いも終わりかなあ。
 
というモヤモヤを抱えつつも、らくがき描きとしてキャラは描いておこうという、そっちが先に立ってのことです。
 
キャラについての雑感も「続きを読む」に書いてありますが、基本辛口になっています。
イラストだけ先に上げておきますので、
このゲームがお好きな方は下の方のコメントはお読みにならないで下さいね。
 
あ、好きなキャラの大まかな順は、
朱雀→白虎→福地→アーネスト→沖田→玄武→小松→高杉→チナミ→土方・近藤→
龍馬→勝先生・菊千代様→瞬兄→西郷・桂・マコト・青龍→天海・祟→都→ゆき様
って感じでしょうか。
 
 
さて
前半は、白龍の神子・黒龍の神子・天地の青龍・朱雀 です。
遙か5 ゆき 遙か5 都・瞬
遙か5 坂本さん 遙か5 天地の朱雀


 「G○SICK」というアニメをなんとなく見ています。

GOSICK_charactor.jpgタイトルどおりゴスロリい少女が
探偵役という ミステリ仕立てのおはなしです。

最近とても気になっているのが、赤毛のブライアン・ロスコー。
主人公の少女の
生き別れのお母様の
同行者で奇術師
という…。ラスボスではないけどおいしいキャラってやつですな。
気になって気になってたまらないので描きました。


わりと気に入ったのでサイトのトップ絵にしましたwwBrian_Cordelia.jpg
や まあ 更新しないよりは!!ですよね!!

赤毛のブライアンと、
見た目幼女だけど実は年上のヒトな元・踊り子のコルデリア。
なんか最初の内は『ああ、お約束の美形狂言廻しな』
くらいに思ってたのですが
段々と過去が明らかになり
ものすごく健気で一途だけど、思いを貫いた結果スレた大人になった。
という、なんだかたまらないわちょっと。。。
しかも、作中の現在時点で行動を共にしているにも関わらず
微妙に片思いくさい赤毛。。。
強く生きろ…という願いを込めて
ちょっとだけラブ妄想注入してみました!!!!




作品について、詳しくは辛口になるので「つづき」。


110404_153249.JPG『…すがる娘子(ヲトメ)の その姿(カホ)の 端正(キラキラ)しきに
花の如(ゴト) 咲(エ)みて立てれば…』[万葉集9-1738]

『咲』という字は、実は『笑』の古字で、
上の長歌に見られるような『咲(エ)む』『咲(ワラ)う』という用法が
むしろ本来の字義に適ったものなのですが
中古以降の日本では、専ら『咲(サ)く』という方に使われています。

また、『さく』という、やまとことばは、『割く』『裂く』に通じるといい
パッと破裂するように花がひらく、というイメージを持つようです。
『栗が笑う』という表現も、裂ける、に通じるものですよね)

中国語の辞書を引いてみると、一般的な表現としてはただ『開花』です。
まず漢字が輸入された当初は、この表記をそのまま使用しています。
日本書紀の『木花之耶姫(コノハナノサクヤビメ)』の名や、
万葉集の『~本辺(モトベ)は 馬酔木(アシビ)花開(サ)き~』[13-3222]などの歌に見られる
『開(サ)く』は、『咲(サ)く』定着以前の表記の名残なのでしょう。

いつの、どこの誰とも知れないけれど、
歌の心を持ったとある人が
『人が笑むように開く花』を、
あるいは逆に、
『花開くようにうるわしく笑むひと』を、
詩歌につくったのがはじまりなのかもしれない…という妄想…。

おーはなーがわーらったー♪
って歌もありますが
比喩表現がはまりすぎて本義を喰っちゃったんだなあ…。

花が『ひらく』ことを、『わらう』『えむ』と見立てた人がいて、
花が『さく』ということばに、『咲』の字を宛ててみた人がいて、
いいねえ、私も使おう、と思った人がいて、
ずっと使い続けて、肌に馴染んで、意識もしない血肉になって、
わたしたちは、この春も『咲く』花を見ています。

110404_153130.JPG
携帯カメラでもこの空の色。
折角良い天気だったのに、デジカメを忘れたという…。

拙宅周辺は満開が秒読みです。
今年は、北へとのぼっていく桜前線の
背中を追い立てたい気持ちです。
桜が枝一杯に満面の笑みをうかべたら
きっとたくさんの人を笑顔にしてくれますよね。



Profile
管理人紹介
HN:逆名[サカナ]
HP漁屋無縁堂

無駄と斑の腐渣。
らくがきと調べ物が趣味の
風俗文化史好き歴史オタク。
人物志より文化史寄り。
イチ推しはみづら
(美豆良/鬟/鬢頬/総角)。

中古日本史、東洋史、仏教史(仏教東漸期の東アジア、平安密教、仏教芸能、美術、門跡寺院制度等)、有職故実、官職制度、風俗諸相、男色史。古典文学、絵巻物、拾遺・説話物。

好きな渡来僧:婆羅門僧正菩提僊那、林邑僧仏哲
好きな法皇:宇多法皇
好きな法親王:紫金臺寺御室、北院御室
好きな平氏:重盛、経盛、敦盛
好きな法衣:裘代五条袈裟
好きな御衣:御引直衣
好きな:挿頭花と老懸を付けた巻纓冠
好きな結髪:貴種童子の下げみずら
好きな童装束:半尻、童水干
好きな幼名:真魚(空海さん)
好きな舞楽:陵王、迦陵頻、胡蝶
好きな琵琶:青山、玄象
好きな:青葉、葉二
好きな仏像:普賢・文殊(童形)はじめ菩薩以下明王、天部、飛天(瓔珞天衣持物好き)

やまとことばも漢語も好き。
活字・漫画・ゲーム等、偏食気味雑食。

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御容赦下さいませ。

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