土用のうなぎ…といえば平賀源内の陰謀だね!
あたいは江戸のえじそんなんか信奉しないから、うなぎじゃなくてカレーパンを食べるぞ!
決して懐中不如意だからじゃないぞ!
…カレーを作って完食する程の気力がなかったのよ…
※追加
ヘタリア、アニメ化ですかー。
うーん、どうなんだろう。
CDドラマ止めで自重してほしい気も…。
歴史ものっていうより、あれはお国柄ジョーク集なんだよね。 歴史観を云々するのすら的外れなくらい。
具体的な誰かをさすのじゃなくて、ジョージとかジャックとかイワンとかなんかそういう漠然とした世界。
そういうデタラメでスパイシーなジョークが面白いんで、電波に乗せるからってそれを削っては換骨奪胎だし、かといって、いまは普通に日本でOA直後に海外で動画流れてる時代だしなあ。きつめのジョークで笑ってくれる人ばかりとは限らないし。
まあ、それを重々覚悟でやるというならどんと来いだけどね…。
うーん。
動いてるヘタリアキャラは見たい、すごく見たいんだけど、
陰で密かに隠微に楽しみたいって気もする。 そういう自分の性格もあるのだがw
気にしすぎなのかなあ?
ふと、平安資料として御所ことばを調べようと思い立って検索かけてたら
『尼門跡の言語生活』という論文に引っかかった。サイニーさまさま…。
内親王や堂上家等の公家の女子が入室して住職となるのが『尼門跡』。
御所との繋がりも深いため、戦後もまだ辛うじて古い言葉が慣例として残っていたらしい。
1950年代のものだけど実際尼門跡の御前様に聞き取り調査している、貴重な資料。
以下、「つづきを読む」から、メモ。
・「~どす」は祇園など花街のことばで、公家は勿論町衆も使っていなかった。
江戸で言えば「ありんす」言葉みたいなものなのかな。
「です」の転で、「です」は「で候(そう)」あるいは「でござります」の転、室町時代から例があるが、江戸時代には花柳界、医者、職人のことばで、幕末~明治に一般化した…とコージさんはゆうとらっせるわ。江戸期、類似に「でえす」「でえんす」があり、これも遊女・通人・男伊達のつかうことば。
どの道近世以後。
・「~しゃる」はセラルの転で、江戸前期に上方で使われていたものが御所で使われるようになって残されていたものらしい。
その後、「~さる」に変わった。
今でも、「いらっしゃい・いらっしゃる」「おっしゃる」などが残っている。
そういえば、「おじゃる」は「おざる」で「御座(坐)る」と書けばいいのかな?「ござる」と同じか?ござる、ござりますは「御座在る」ござある、ござありますの転だと広辞苑には書いてある。
おわす、おます、おわしゃる、なども「御座」と書く。おわしますはおわしいますの転かな。おわしましますとかもあるな…。
上代では「います(在す・坐す)」といったが、平安中期ごろから「おわす」に変わってきた。
それにしてもこの「おじゃる=公家っぽい語尾」ってどこで定着したんだろう?
なんか、「アル=中国人っぽい語尾」とかも謎だけど(北京語で良くerを語尾に付けるから?)
まあどの道近世以降ぽい。
でも、「ぞよ」は堤中納言から例を引いてあるし。大丈夫。
・「さん」と「さま」は、両方とも「様」と書くが、上方では「さん」の方が丁寧だったらしい。親王などを「宮さん」、皇后中宮を「后宮さん」、天皇を「天皇さん」「大正(元号)さん」などと呼んだのは、親しみを込めている訳ではなくて(そりゃ、親しみもあるのかも知れないが)、これが最上級の敬意をも表すかたちだったから。同輩同士では「さま」も使われていた様子。
ほかにも、「ごっさん(御所様)」とか、おもうさん、おたあさんなどなど。
名詞以外にも御陰様、御苦労様、などと付けた。というのも御所で使っていた言葉のようだ。御障り(おさわり)様というのもあった。
例文として「ひどい風で、主上(おかみ)はお驚きさんであらっしゃいましたやろ」=「ひどい風が吹いて陛下はさぞお驚きであらせられたことでしょう」というのが載っていた。
…か、かわいい~~!!!!おおどろきさんかわいい~~!!!
女房詞の語彙記録数も、室町が50→江戸で150語とかにふくれあがったらしい。
なんか結局「御所ことば」そのものが結構近世のものぽくて…
結局その辺の物語を原文で読んだ方が早いんじゃん、てことになりそうw
あ、でも逆に、公家衆や華族の言葉遣いの勉強にはなるのか…。ていうかむしろそっちか。