今夏は天候がちょっと不安定でしたね。
暑かったと思ったら急に涼しくなっちゃって。来週はまた暑くなるらしいですが。
雷も多かったですし。
京都醍醐寺の准胝観音堂が火事に遭ったそうで、それも落雷が原因かもしれない、とか。
類焼はないとのことですが、文化財で火災はほんと勘弁して欲しいですね…。
先日絵付けをしたお皿が焼き上がって届きました~。
線を入れていたときはちょっと濃すぎるかなと思っていたくらいなのですが、焼き上がりの線は意外に薄い…。
うーん、釉薬と水の加減より、筆の重ね具合で濃淡を調節した方が良かったのかな?
とはいえ面白い経験でした。またやってみたいな。
さて、北京五輪もそろそろ終わりですね。
応援台詞の『加油(ジァーヨウ)』はよく聞きましたね…っていうか競技場ではエンドレスだった…。もしかして、他の国の人も覚えて使ってたりしたのかなあ?
意味は、ガソリンを給油すること、だそうです。転じて、燃料燃やして精出して行け!みたいな感じですかね。
日本語の『頑張る』は、「我を張る」と言ったのが元みたいで、自分の意志を貫き通す、耐えて努力し続ける、とかいう意味なので、「加油」はまた違うニュアンスですよね。日本語で言うと…『ガンガンいこうぜ!!』が近い気がします(笑)
ついでに『Fight』は、肉体を使った戦闘、試合が語源らしいです。そのまま「戦え!!」っていう意味に。
「ガンガン行こうぜ!!」
「戦えッ!!」
「努力だ忍耐だ根性だ!!」
って、結構お国柄出てる気がしますねw
もひとつ五輪。
開幕直後くらいのこぼれ話的な記事の中に、遠泳競技OWS(オープン・ウォーター・スイミング。今回の新規採用競技で、河川や湖など自然環境の中で行う遠泳)の英国代表デービッド・デイビス(David Davis)選手が、
「もし大きな魚を見たら怖い。彼らは人間じゃない。歩き回らないし、普通じゃない」
と不安を漏らし、過去の大会でも、
「水中に魚が居たら途中棄権するかも知れない」
とコーチに言っていた、というというニュースがありまして、ほうぼうで「そりゃ魚は人間じゃないし」とか鋭く突っ込まれまくってましたが、もうそろそろ五輪も終わりかあ、と今日、TVを見ていて、ふとこのニュースを思い出しました。果たしてあの選手は完泳できたのか?ていうかあの選手の実力はどの程度だったのか?
割と地味な競技でしかも日本人が出場しないと、国内では殆どアナウンスされませんよね…。
で結果を見てみました。
ぎ、銀メダル選手じゃないかーーーーー!!!!
なんてこったい。
世界に通用する選手だったんですね。あれは、おもしろネタ記事じゃなくて、驚きのカミングアウトだったんですかい!?
…実は私、このニュースを見たとき、競技をトライアスロンと取り違えてしまっていて、「普段から競技会に出て海とかで泳いでるんじゃないのか?」と首を傾げていたのですが、思い違いでした。
OWSは自然の水場で行う新興競技…ってことは、多分、デイビス選手はまだOWSに切り替えて日が浅かったってことなんでしょう。そりゃ普通水泳選手は競技用プールでしか泳がないもんなあ。魚と一緒ってあんまりないよなあ。
こちらの用語解説では、OWSについて、「競技では天候や潮汐、生物など外部からのさまざまな影響を受けやすいため、より速く泳ぐという技術ばかりでなく、危機管理も含めて自然の中で泳ぐための知識や経験も必要とされる」とあります。
そうかあ。大きな魚に襲われるかもというリスクも想定しうる障害のうち。突拍子もないことを言い出した不思議ちゃんなんかではなかったんですね。
ソーリーですデイビス選手!
魚に襲われず棄権もせず、恐怖症を乗り越えての銀メダル、おめでとうございます!
感動をありがとう!!