ブラウザゲーム『刀剣乱舞』ネタです。
やー ふだん クラスタとか沼とかさえ呼べないような一人旅なので
メジャージャンルが立ち上がっていくさま
毎日おびただしい量の濃い情報やすてきな作品がタイムラインを流れてくるさま
圧倒されていますすごいなー。
自分はとくになんか本作るーとかイベントに参加ーとかいうのではないですが
ちょこちょこらくがきをしているので
twiterのサブ垢を刀剣振り分け仕様にしたりしています。
贔屓は歌仙兼定さん 初期選択キャラクターで
地元 地元ですよ 美濃国関鍛冶ですよ うちの包丁も関のですよー
まあ生国っていうだけですけども。
自称文系 インテリ文武両道 余裕こいてるけど結構短期
おしゃれさん 料理上手 手先が器用 凝り性(たぶん) おだやかな語り口(でもわりとキレやすい)
あとは見た目だよ 髪型とお顔立ち 衣装の布成分の多さー!!
袖裾髪のひらめきにやられました
そして露出度の低さかつポイント露出!!
です。はい。
現時点では大体のキャラクター揃ってきて大所帯になってますが
歌仙さん好きなのは変わりません。えいえい。
あと蛍丸くん(うちの本丸で一番つよい)
あとにっかり 鶴丸 獅子王 へし 蜻蛉切 とかとか まあ大体のキャラは好きですし
萌えCPとかは今のところないんですが
歌仙・にっかりで悪友とか、歌仙・和泉守のW兼定兄弟ネタは好きかな~
というわけでtwitterで流したらくがきです。
いまのとこ大体初描きラフばっかりですが。
twitterのアイコン用画像
牡丹は外套の裏地から
黒枠は歌仙拵の鍔から
■蛍くん 序盤に来てくれた大太刀でそれからずーっとMVPです。最近はレベル調整で一軍外れてる事も多いけど。
■とりあえず描いておいた短刀の子たち 乱・秋田・平野・前田藤四郎
と、二人とも序盤からの参戦でレベル上がってて馴染みもある鯰尾藤四郎 獅子王
■公式イラストだけだとちょっとよくわからなかった蜻蛉切さんのモミアゲor頬髯
その後原作絵師さまがモミアゲだと呟いてくださいました ハラショー!!
刀剣乱舞はおっさんというか、(見た目年齢が)年嵩とか
骨と筋肉ゴツゴツ成分は低めなので蜻蛉切さんは貴重です
■太郎太刀さん
昔熱田神宮の宝物館ででっかい刀見たの、憶えてました
■レアリティ高いのでいつお迎え出来るかはわからないけど小狐丸。
お能の小鍛治が元ネタってとこも萌えだ、頭に狐は乗ってないけど。
髪型ちょっと手間取るけどわりと描きやすいし描いてて楽しいです
■対して三日月宗近さん すごく描きにくいです…
つかみどころがないし 気品ある美形に描きたいって気負い過ぎなのかなあ
装束とかすごく好きなんですけど。
原作イラストの狩衣は布の厚み表現とか織り模様の光沢とかたまらんですよ。
ほんと掴めないわ ラフばっかりたまっていくわ…
で 出にくいレアキャラも『描けば出る』ていうジンクスがありまして
御出坐し祈願絵でも描こうかってのろのろ作業してたら
ぺろっと三日月の君の御来駕を賜ってしまいました!!!昨日。
やーはー嬉しいなー!!!しばらく分の運は使い果たしたかもですが!!
セリフとか聞いて昵懇にさせて頂けば御性分も掴めるさきっと。…きっと。
■にっかり青江
笑顔で結構えげつないことを言う美人さん。
わりとその…性的な方向では多分…表面的には…健全そうな本丸において
ひとりピンクだかパープルだかな霞を発生させていそうな美形さん。
■悪友コンビな歌仙にっかり
短気な歌仙さんを嫌いそうな下ネタでつついてぴきぴきさせて遊ぶのが日課とか
傍目から見てそんなに仲良くなさそうなのになぜかつるんでる腐れ縁みたいな(妄想)
歌仙さんもわりと世話好きなとこあるので
青江さんが(精神的に)あぶなっかしい時はフォローしてそう
■鶴丸国永
正直初見は「細いな」と「白と金はいいなあ」と思ったくらいでしたが
しゃべりとか性格がさくっと刺さりました
元々の聡明さなのか、流転の運命からの達観なのか
さらっと乾いて明朗な諧謔味がなんか好き
鼻メガネとかハゲヅラとかゾンビマスクとか好きそう
というか懐に日替わりで入ってそう
あと私やっぱり淡色まつげに弱いんす
■五虎退
いやこんな勇ましい名前の刀をあんな可憐きわまりない子にデザインしたのがすごいと思う…
■今剣
この子の髪型はみづらじゃなくて唐輪だと思うよ
牛若の髪型だし 水干にみづらは原則結わないし 左右両方に結わないとみづらじゃないから
(2015/04/27追加)
■長袍(チャンパオ)と馬掛(マーグオ)
■次郎太刀・堀川国広
ごめんすまん御寛恕
しかし漢服資料あつめてると女ものも多くて
着せたくて着せたくて…。
その色とか
いつも拍手ボタンをぽちぽち押して下さってありがとうございます~。
拍手コメントの方で、イラストのなかの装束の文様や色目をどうしているか、について
ご質問を頂きましたので、簡単にお答えしておきます。
有職文、かさねの色目については
【綺陽装束研究所】様が解りやすくご説明下さっています。 http://www.kariginu.jp/
こちらで書籍化されたものもいつも有り難く参考にさせて頂いております。
▲「素晴らしい装束の世界-いまに生きる千年のファッション-」(八条忠基/誠文堂新光社)1995
イラストに使用している有職文の素材も
▲「平安文様素材CD-ROM」(八條忠基/マール社)2009
から選ばせて頂いて、直接使用する事が多いです。
時代や用途別など使用例も書き添えられています。
この中にないもの、自分で素材から作る場合は、装束の写真や図版から書き写したり、
ちょっと古いものになってしまいますが、河出書房新社の文様事典シリーズ
▲「王朝文様事典」(片野孝志/1988)
▲「武家文様事典」(片野孝志/1989)
▲「西陣文様事典」(いとう喜一/1994)
▲「韓国文様事典(林永周、金両基/1988)
▲「中国文様事典」(周燕麗、片野孝志/1991)
などに昔からお世話になっています。
ほか史料としては「後照念院装束抄」「奈留美加多」「織文図会」など。
舞楽装束は
▲「雅楽のデザイン」(多忠麿、林嘉吉/1990)など、
平安時代以前は正倉院裂関係の本を、大判本が多いので図書館頼みです。
古墳時代の絵では、埴輪や装飾古墳壁画の文様を参考にします。
全部手書きで布の皺に沿って描き込んでいければ理想的ですが、
横着をして、規則的に並べたパターンを作ってぺたりと貼り付けたり、
一個の文様を変形させながら貼り付けたりしています。
他、盤領で丸文の場合まず胸の中央にひとつ置いてからそれを基点に規則的に並べていくこと、
有襴の装束のとき襴の文は身頃と向きを90度変えること、
などは気を付けるようにしています。
ちなみに、陵王の装束は以前年賀状用に作った素材を使い回しています…。
かさねの色目については、
▲「かさねの色目─平安の配彩美」(長崎盛輝/京都書院アーツコレクション、現在は青幻舎からの新版有)
▲「日本の色辞典」(吉岡幸雄/紫紅社)2000
▲「王朝のかさね色辞典」(吉岡幸雄/紫紅社)2011
を主な参考資料にさせて頂いています。
ほか
▲「昭和版延喜染鑑』(上村六郎/岩波書店)1986
▲「古代染色二千年の謎とその秘訣」(山崎青樹/美術出版社)2001
また基礎資料として
▲「有職故実図典」「有職故実大辞典」(鈴木敬三/吉川弘文館)
▲「染と織の鑑賞基礎知識」(小笠原小枝/至文堂)1998
など。
他にも良い資料はあるかと思いますが、自分の使用頻度の高いものとしては
このようなところです。
どの色を塗ったら綺麗かというよりも、
どんな色遣いが人物や舞台設定に相応しいかを考える方が好きで、
自前の色彩センスについてはまるで自信がなく、
お褒めを頂戴してしまうのは恐縮です。
当色が決まっている装束の方が楽ができて好きですし、
そのままの配色がいちばん素敵だと思っています。
多色使いより単色の濃淡をつける方が好きで、
衣服の影を塗るのが楽しく、
文様も地文が光の具合で浮かび上がるように描けたらいいなあ、
というのでいつも透かし気味に入れてしまうことが多いです。
というようなところです(^皿^;)
web拍手ぽちぽち押して頂いてありがとうございます~!!
お礼画像もそろそろ替え時かな なんて一年くらいは思ってます
総括的企画として思いついたわけじゃないですが、twitterで
好きなみづらをランキング形式で並べてみました。
ねちねち語っています↓
好きなみづらランキング #みづら祭 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/760706
いやまー そのなんだ 好きなとこを集めたんだから当たり前だけど
うっとりするね………。
はあああ………。
とりあえずご説明しておきますと
◆殿堂 舞童下げ鬟(みづら)
その昔、原色日本服飾史の童舞の写真のみづらに一目惚れしてみづら沼にはまった
という過去があるため この子は別格 殿堂入りです。おう…。
童子のみづらは 元服前の2,3年間結われるもので、童子の盛装の一部です
いいとこの子 つまり祖父も父兄も殿上人以上で、自分もとりあえず蔭位は頂ける
みたいな子で、祖父や父にコネがあれば、
元服任官前にインターンシップのような形で「殿上童」として出仕することがありました。
蔵人所の内舎人(舎人童)というかたちで配置になったようです。
装束も、殿上に相応しい、成人の朝服に準じたものを着用し、みづらを結いました。
童束帯では上げ鬟 宿直装束には下げ鬟です。
また、節会などの際に会場アシスタントやお庭で胡蝶や迦陵の装束で船に乗せてにぎやかしにしたり
もちろん、童舞を舞わせたり
そういう子たちにも臨時で殿上の聴(ゆる)しを出したりして、
普段はみづらを結わないような身分でも、特別な場合に結うことがありました。
そのため、厳密に「身分によって結われる髪型」というよりは、
「童の最上級盛装の一部としての結髪」であり
盛装するような童は身分が限られる(が、時に応じて許されることもある)
ということかな、と思います。
なお 童形天皇は上げ鬟 または放ち髪 だそうです。
※補足 みづら関連の記事で「鬟(みづら)」表記は今まで使ってませんでしたが
これは私が「美豆良」あるいは「みづら」で表記を固定するようにしているためです。
「鬟」は読みのわかりにくさと、字義(もとは中国の女性の高髻で環をつくるもの)が髪の様子を限定してしまうため、
輪を作ることがない古代美豆良の話もまぜていると混同の恐れもあるかな と思うのですが、
平安童子の環をつくるみづらにはやっぱりこの字が相応しいと思っていて 大好きなので
今回は嗜好を前面に押し出してもいるし いいかな…と 甘えさせていただきました。
3位 太子信仰の二筋垂髪
二筋垂髪という名称は江馬務が「日本結髪全史」の中で使用したもので、歴史的な呼び名ではありません。
輪も棒状の髷も作らない、耳の前から垂らすだけの結髪も
おそらく「みづら」と見なされていたであろうことは、
「種々の埴輪美豆良」でも触れていますが、
こうした太子信仰の図像もまたそれを裏付けるものと考えます。
これらは、もちろん太子生前当時の風俗を表したものではないでしょう。
描かれた時代の人が考える「昔」の「高貴な童」というイメージ
その中にみづらがあります。
私は信仰対象を高貴な姿に描こうとするとき
どんな装束を選ぶか どんな髪型にするか
心を尽くして選ばれたイメージや、そこに寄せられた崇敬の気持ちにあこがれます
ところで 太子 みづら というと某古典漫画になるかと思いますが
太子のころには、おだんご型のみづらが適当で
輪っかの鬟は、あっても大きくはないし、下げ髪もなかったと思います。
でもあの特徴的な大輪の下げ鬟、どこから発想されたのかなあ と思っていたとき
上の図の孝養太子像に目を留めました。この髪型は、先ほどいったような
輪を作らないおさげ「二筋垂髪」ですが
ここに片蝶結びされた紐の輪っかが、あたかも下げ鬟の輪のように見えやしませんか?
これを誤解されたのじゃないか?
と ちょっと思っています。まあ私にはほんとにそう見えたから…。
みづらの変遷メモも書いてみました。そのうちもちょっとましなの描き直したい
それから、藤ノ木古墳出土の装飾品の復元例を参考にしたものも描いてみました。
玉鬘もすごいと思っていたけどやっぱり美豆良飾りのインパクトよね………。
こういう復元例は前のバージョンもあわせて見るのがまたわくわくしますねい!
ほかのコメントは↓
好きなみづらランキング #みづら祭 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/760706
さて続いてらくがきまとめだよ
まづはみづらだよ
「…不遜なやつめ…」
若君だっこ正義なり
「中の人などいないのだー!」
かりぎぬかんがるー。
ずぼってしてみるお子さん お坊さんにやったら怒られるけど
祖父の入道ならきっと許して貰えると思うんだ いけっそこだっ!!
フォロワーさんからリクエストを頂戴して忍たまの錫高野先輩。
【装束小ネタ盛り合わせ】#古典の日 質問企画 - Togetterまとめ http://togetter.com/li/740106
ついでに調べた、行者さんの白頭巾(宝冠)の巻き方。
参考:http://hibiscusfujizzz.blog.shinobi.jp/CM/1020/2/
他にも巻き方結び方はあり、垂らす部分をもっと長くとることもあるそうです。
ただこの白頭巾、白装束と、修験の方の黒い宝冠(頭巾)の区別などがよくわからなかったなあ
カラス天狗がいるなら ダチョウ天狗やペンギン天狗もいていいですよね というお話でした
千と~ のハク
神様なのにいつもしもじものおめしものだから 神様度盛ってみました
えっと一応頭に纏いてるのは日蔭鬘と琥珀玉のつもり…
白むちでお公家さんに見えると評判のへいまつくす。映画はまだ見てない
ひろ丸ぎみとへいまつくす。履いてるのは蹴鞠用の鴨沓。
こちらは見てきた ホビット3 そして ゴーン・ガール
無茶して日本連続で見ました…
意外な共通点があった…
もうほんとにスラ様とヘラジカさんガン見していた
でも顔つきあんまりヘラジカじゃなかったかも??きのせい??
ゴーンガール本編中はそこまで生理的反応は起こさなかったけど
エンディングロールに切り替わった瞬間悪寒が這い登ってきた
ネタバレは控えた方が面白いと思うけど、だからって謎解きを楽しむものではないかな。
ある程度予想がついてきてもまだそこからが長かった
好きかどうかはともかく、よくできてたと思います。
ところでホビット前作見たときも描いてた
ぼーん。樽最高。
これもtwitterでテンプレートみかけた(がタグを失念した)
2014年振り返り…とりあえず月々に何かしらはUPできてたのが自分としてはえらかった…と思う
来年もまたみづらがたくさん描けますように
そしてもうすこし筋道の立った実のある記事を書けたらいいなと思うんですが。
先回入れ忘れたのもあるみたいで記憶が薄れ気味なかんじのもあったりなかったり
ま とりあえず。
古代美豆良の男性です。水色は藍以前でもクサギで染められるそうです
(「古代染織二千年の謎とその秘訣」山崎青樹/美術出版社)
舞楽「蘭陵王」とその元ネタ(北斉)の時代の甲冑の例。全然違うなっていう…
婆羅門僧正菩提僊那と仏哲です。
バラモンの身で南インドから遙々東の果てへいらして下すった尊い御方
東大寺の大仏様の開眼導師です
仏哲は林邑楽を伝えたことで雅楽方面で著名な人です
30代で来日して50代で亡くなってますのでほんとはここまでおじいちゃんじゃないと思いますが
すみません…。インド人の老人描きたかったんだ…。
そのうち壮年版も描きたいです
セーナについては過去に書いておりますのでお暇なら…
http://depth333trench.blog.shinobi.jp/Entry/169/
淀んだ目の美形おっさんも好きなんやで…時代限らないけど黒髪うね毛センター分け大好き…
でもまあ基本は温厚篤実人品高潔な紳士タイプが好き(実は腹黒設定、も別にいらない)
変化球しかいないと逆につまらないように思うので。要はメリハリだ。
牛若と弁慶は腐黎明期からの萌えであります
(小学校くらいから牛若とか敦盛が好きでしたん…)
はっそういえば「ますらお」再開おめでとうございます!!
そういえば最近友人が
「源平ものBL新刊コミックス出てたけど、
青山沙汰の経正さんのみづらが三つ編みだったから逆名は読まない方が良いよ」
と教えてくれました。
うんたぶん読んだら暴れるから読まないか、
こっそり読んで暴れて誰にも何も言わないだろう…残念だけど…
一度肥満体型描いてみたかった
平安時代ものはもうちょっと肥満とかもちもちとかぽっちゃり出て来ても良いのになあと思います。
ただちょっとひどかったかなと思って夢見がちなほうのもちもちも描きました
でも高野山の八大童子像とか、むちむちはつはつしてるし、ああいうのも童子の美のひとつの理想だったと思うンですよ!
ともだちの誕生日用に 乳母と養い君とそのお兄ちゃんです
↑描いてたときのメモ。
お兄ちゃんは夏のうすものの衵と濃色切袴で、
帯でなく紐を身八つ口から回して後ろで結んでいます。(男女の差なし)
一応三歳児の写真モデルにしましたが、おなか隠れちゃってあんまり小さい子に見えなかった…
もうちょい大きくなるとこんな感じで。弟さんは産着の細長です
だいぶ過去絵ですがもっと大きくなるとこんなかんじ
戴駕王(たいがおう)と波濤丸(はとうまる) たいちゃんとはとちゃんです
ちなみに過去絵ついでにこちらがたいはとの両親です…。
で両親のちっちゃい頃です(片方男装)
復元装束や最近の時代ものではあまり見られませんが、
萎えてくたくたの水干(裏なし)は袖を抜いて背で結ぶこともあったようです。
古い源氏物語映画(後述)や絵巻で確認。
ほんとは袖括の紐使用例を探してたんですがこれもいいかなと思って。
これはお誕生日絵没ネタ 黒髪さんがたいはとの祖父
みづらばっかり描いてるからすこし小さい年齢(みづらを結わない年齢)の子描こうと思って
この子たちもオリキャラさんです。兄弟です。皇子です。両方即位します。
オリジナル創作のほうだと黒髪以外とか前髪とか普通に描いちゃってるのでまぎらわしいですし
お好きでない方もいらっしゃるかなと思って
考証ネタを描き出してからちょっと控えるような形になってたんですが
まあでもやっぱり自分で設定考えるの好きだし十年近くやってて不出来なりに愛着はあるし
またちょろっと描き出したような感じです。らくがき程度ですが。
twitterのアカウントもサブで創作・二次などよろずイラスト置場用に新設してます。
https://twitter.com/funa6634 です
スケブから拾ってきたみづらつめつめ
うふふふふふ(不審者)
KOKUYOの鉛筆シャープを使ってみました。最近鉛筆使ってなかったけど
髪を塗るならシャープより鉛筆の方が楽しいなあ…
塗った
もいっちょ。
もうひとこえ。
資料用に古い源氏物語映画を何本か見たのですが、これは市川雷蔵主演の「新・源氏物語」です。
このツンデレヤンデレ夫婦(葵・光)が印象に残りました。
光君すごい被虐の人みたいになってますね…(笑)
あとはあんまり…。なんか昭和のエロスっていう感じがした。
装束は盤領の刳れ方とか、間違っているという感じではないのになにかが色々独特でした。
こちらは長谷川一夫主演の「源氏物語 浮舟」で、宇治十帖のほう。
市川雷蔵は匂宮で出ていました。これは色々すごかった。公達や成人女性がお歯黒。
あと冒頭、東国から下ってきた浮舟が野原で兎を素手で生け捕りにして、耳を掴んで持って出てくるんです…。
兎はぶらんぶらん暴れてた。母君に注意されてぽいって捨ててたけど。
それ以来浮舟と聞くとうさぎぶらんぶらんが浮かんできますどうしてくれるの…。
セットや小道具、装束が豪華で作画資料価値は花丸をつけたい。
古いから画質よくないですが。
もう一つ、長谷川一夫主演の「源氏物語」があって、ややこしい…
こちらは白黒映画なのですが白黒なりの映像美が
あと服飾考証が江馬務で、その説にのっとって袿姿では小袖がなく、素肌に袴と袿を重ねていました。珍しいので一見の価値はあるかも。
ちなみにお話は若紫以外の女性は出てこないか表舞台から消えて、『私にはやはりそなたしか居ないのだ紫』エンドになります…。
ちなみに三本ともDVDソフト化しててamazonで購入しました。
キスの日(5/23)に描いたのでてきました
裾もありだと思うのです接吻!!って書き殴ったのでした
クラヴァットいいですよね~という話題だったのに男性用かつら萌えが誘発された結果
主に男性装束に食らいついてる身としては
ファッションにこだわる、華麗に装う、美を求めるのが
『女性ならでは』等と言われると盛大にムッときたりもします
そんなことはないんだ…。
男性だって超華麗だったりド派手だったり、お金懸けたり血道を上げたり、あるだろう、
そんな女性特有の普遍的要素みたいにいうのやめて…
(逆に女性だって服飾に興味ない場合あるだろ)
むむー。の絵
おまけ。
twitterの『目だけで興味持ってくれたらRT』タグで各種そろえてみた画像
朝ドラ「マッサン」のエリーのアップヘアどうなってるか観察してみました
三つ編みを頭に巻き付ける髪型はたまに見かけますが
エリーの髪型は単なる巻き付けでも編み込みでもないのでちょっと不思議に思いまして。
たぶん短かくて一本や2本では頭全体に回せなかったんだと思います。
自分でやるとしたら、ピンは必須で
三つ編みを上げる方向を意識してねじったり持ち上げながら編むとか
整髪料つけながら出来るだけ毛先の方まで編んであとで隠しやすくするとかかなあ。
もちろんドラマの現場ではヘアメイクさんが綺麗に整えてらっしゃるのでしょうけど。
マッサン公式の方でメイキングやってくださるようなNHK方面のtweetもお見掛けしたので
たのしみです。観察結果まちがってたらすんません。
あとエリーに似ている、この人を連想すると名前が挙がってた、
ウクライナの政治家ユーリヤ・ティモシェンコ(髪型変えたらしいですが)、
ナウシカのクシャナ、
Fateのセイバー(敬称略)
です
ティモシェンコさんちょっと若すぎたかも知れませんが、この並びなのでそうしたんだと御理解下さい
お三方ともエリーとはちょっと違いますね。
結構色んなところで見かける気はするのですが、清楚でいいですよね…。
三つ編みを頭に巻き付ける、巻き付けるように編み込んでいく髪型は
Crown Braid、Braid(ed) crown、Heidi braidなどと呼ばれるようです。
画像検索だと、ブレイドクラウンの方が編み込みが多いように見えますがどうなんでしょ。
HowtoもたくさんUPされてますので探してみては。
描き足りなかったので画像検索結果からチョイスしてスケッチ。
wikiだと Crown braid あるいは Crown plait、 『ウクライナの伝統的な髪型』と説明してあるようですが…
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_hairstyles
ちなみに三つ編みでシニヨンを作る髪型は Bun だそうです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Bun_(hairstyle)
また、日本での洋髪としてのこの髪型の名称は、
『イギリス結び』や『マーガレット』など、混乱があるようです。
レファ協でも参考に上げられている洋髪本だと、
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/902392/7
画像荒くて見づらいですが、イギリス巻きは髷に三つ編みを巻き付けたもの(上図のセイバーさんのような)、
マーガレットは三つ編みを下げて末を持ち上げて輪にしたものと説明されているようです。
混乱のもとは三つ編みのアレンジというざっくりしたまとめ方なのかも知れませんが。
明治時代まで日本には三つ編みを髪型に利用する(少なくとも見えるところには)ことってなかったように思いますし、
そういう大雑把な括りで間に合ってたんだろうか…。あ、縄文頃ならあったかもしれませんが。
今だと三つ編みカチューシャとか編み込みアップとかなのかなあ。
それから
三つ編みを巻く髪型なら、こちらもですね。朝鮮王朝時代の女性の結髪。(チャングムとハン尚宮さまで)
参考:【『李朝鮮王朝』時代の女性の髪型 ~「가체カッチェ」が廃止されるまで~】