梅の花手折り挿頭(かざ)してあそべどもあきたらぬ日はけふにしありけり
[万葉836/陰陽師礒氏法麿]
半尻(童形狩衣)。
童用に後ろ身頃の裾を短めに仕立てたもの。
時代が下ると、袖括が置括といって華美になったり
扇も女房の持つような糸花つきになります。
袴も白大口を合わせたりします。
ここでは
狩衣 冬の料
表:白浮織梅丸文 裏:蘇芳(梅のかさね)
袖括:薄平(萌黄緂)
帷子 単衣(赤、幼年は濃色もあり)
指貫袴 紫浮織唐草立涌
という感じです。
下げみずらとか、狩衣の袖の皺影描くの、しあわせ………(ほわわわん)
拡大。
そういえばこの子いちおういわゆるオリキャラさんで
前、みづら祭予告にのっけた三人皇子の末弟です 吾妻の宮といいます…
上は磯城(しき)の宮 不破(ふわ)の宮です…
今回は紅梅ですが、紅躑躅の挿頭花で以前三兄弟の小品書きました。
赤い花の似合う華のある宮様とゆーわけでおざります。
新年だし心機一転というほどでもないですが
ペイントツール「SAI」を試してみてます。
まあ、描く人が変わらないと画風を変えるってのはなかなか難しいですよね…。
水彩塗りの練習。
とりあえず練習っていうとやっぱりみずらの子になる。
技法書見つつブラシ設定とかして…
すごいなーすごいなー
(ツールがとか、ブラシ設定した絵師さんがね)
とか唸りつつ…。
ただグラデ塗りつぶしができないとか細かい差異があるので
フォトショも併用してくつもりです~。
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