夏四月乙未朔辛酉、地動舍屋悉破。則令四方、俾祭地震神。
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………上記まで書いていて、途中で、
今回の東北地方太平洋沖地震が、「貞観地震型」であるというコメントを読みました。
【東北沖大地震:「阪神」の180倍規模 岩板400キロずれる - 毎日jp(毎日新聞】
そこで数代端折って、『三代実録』から貞観十一年(西暦869年)の『貞観三陸地震』に関する部分を、鳥居急ぎ抄出しました。詳細な分析・考察目的ではありませんであしからず。
『三代実録』…六国史の第六。延喜1年(西暦901)成立。五〇巻。藤原時平、菅原道真、大蔵善行、三統理平らが宇多天皇の勅を受けて撰進。平安初期の清和・陽成・光孝の三代約三〇年を編年体で記録。『日本三代実録』。※『三”大”実録』は誤字です。
貞観年間は、平安初期、清和天皇の御代です。
あくまで朝廷方の記録なので、実態について詳しいことが解る訳ではありませんが
数少ない記録の一つということで。
■『三代実録』巻十六貞観十一年七月
七日癸亥。地震。
七日辛酉。新撰貞觀格十二卷頒行内外。』以從五位上行左衛門權佐兼因幡權介紀朝臣春枝爲陸奧國地震使。判官一人。主典一人。
十三日丁酉。詔曰。羲農異代。未隔於憂勞。尭舜殊時。猶均於愛育。豈唯地震周日。姫文於是責躬。旱流殷年。湯帝以之罪己。朕以寡昧。欽若鴻圖。脩徳以奉靈心。莅政而從民望。思使土之内。同保福於遂生。編戸之間。共銷於非命。而恵化罔孚。至誠不感。上玄降譴。厚載虧方。如聞。陸奧國境。地震尤甚。或海水暴溢而爲患。或城宇頽壓而致殃。百姓何辜。罹斯禍毒。憮然愧懼。責深在予。今遣使者。就布恩煦。使与國司。不論民夷。勤自臨撫。既死者盡加收殯。其存者詳崇振恤。其被害太甚者。勿輸租調。鰥寡孤。窮不能自立者。在所斟量。厚宜支濟。務盡矜恤之旨。俾若朕親覿焉。
※発掘調査などで、多賀城が津波で破壊されたということがわかっている。
※古く東洋には、大きな天災は統治者に罪や過失のあったしるし、亡国の前兆、という考え方があった。
※当時奥羽地方には、朝廷に服従しない蝦夷(えみし)がいた。それらをも助けよということ。
あけましておめでとうございます~
今頃w
最近あまりに更新が滞ってるので
活動してるほうのtwitterとセルフィのブログパーツ貼ってみましたw
生存確認はそちらで…。
セルフィの方はほぼ毎日お着替え&ぐだぐだ日記を書いてますが
先日から日記がtwitter連動になりました。記事タイトル+URLの投稿ですが。
年末熱が出てまして帰省も年明けになってしまい
サイト用の年賀絵が途中になっちゃいました
一度止まると駄目なんだよな~…
旧正月に間に合えばいいやとか思ってますがどうなるかw
下絵~
十二神将で東(卯方)を守護する卯神将の摩虎羅です
東寺で求めた図録を見てたらあまりに萌えたので…
だって頭にうさぎ飼ってるとか かわいすぎる…。
あと最近書いたらくがきです~
聖☆おにいさん。
どんどんキャラが増えてきましたが
十二使徒とか四大天使は美形が多くてくやしい…w
漁師兄弟はいつか描いてやると思ってましたが、雷兄弟がまた!!
先日、新日曜美術館で、イタリアの俳優さんがレオナルト・ダ・ヴィンチの『最後の晩餐』を再現(ひとり合成)っていうのがやってましたが、ぎゃーヨハネ!!いや~~ヤコブ!!とかハアハアしてましたw
まだ出てきていないピリポがどんな顔なのかすごく楽しみですw
あと天部では梵天さんに加えて帝釈天も出てきて
こういう無茶な形の宝髻が出てくる漫画ってたまらないな~と思いましたw
ちなみに上のらくがきにアナンダやサリーさんがいないのは納得できる絵が描けなかったからです…w
もう少し出そろったら頑張る…
童舞『迦陵頻』『胡蝶』です~~!!
お部屋で2ショット合成~
はっはっは 御満悦。
足元に連れてるのは、ペット(セルピット)です。名前は任意。
水干、微妙に…全体のフォルムとか菊綴の位置とか前身頃のたくし込みとか
気になるところは一杯なのですが
なにより、下の袴がセット品で存在しないのが ほんとどうしろって感じでした…
上でつけてるのはなんかアラビアンなとっからの流用品です。。。
これくらいしか白の差貫袴に見えそうなものがなく。。。
あとは天冠と蝶鳥の羽がなんとなく揃ったのと、二筋垂髪が2種類揃ったので。どうせ下げみずらは無理だし。
いちおう元ネタはこんな感じで(過去TOP)↑
蘊蓄はこちら↓
http://depth333trench.blog.shinobi.jp/Entry/54/
先日、地球に帰還し、カプセルを地上に届けるという最後のミッションを完遂して、流星になった探査機「はやぶさ」。
twitter上には「はやぶさ」の公式アカウントもあって、blogと連動で最新情報が流されています。
また、兄弟機にあたる金星探査機「あかつき」、先月末に打ち上げられたばかりの小型ソーラー電力セイル(宇宙ソーラーヨット)実証機「IKAROS(イカロス)」にも同様のtwitter公式アカウントがあります。
私は帰還中継情報が知りたくて、帰還の3日前にフォローを始めました。ニワカで済みません(汗
JAXAの担当者さんによって、主にミッションの進行状況などが伝えられているのですが、時々『彼ら』が、お互いに言葉を交わし合うことがあります。
今回は、はやぶさ帰還までの、最近のはやぶさ・あかつき・イカロスの『兄弟会話』を抜き書きしてお届けします。
発言をお気に入りに登録していたのですが、通しで読みたくなったのでまとめてみました。
twitter見慣れていない方には読みにくいかと思いますが、できるだけTL原文のままで載せています。
はやぶさ兄さんの最後の挨拶はリアルタイムで見ていた時、切なくて、なんというか。嗚咽を禁じ得ず困りました。うえっうえって…。
「続きを読む」からどうぞ。
【発言引用元】
Hayabusa_JAXA/ はやぶさ帰還ブログ;https://twitter.com/Hayabusa_JAXA
Akatsuki_JAXA/「あかつき」チーム;https://twitter.com/Akatsuki_JAXA
ikaroskun/イカロス君;https://twitter.com/ikaroskun
twitterは登録していなくてもログを見ることが出来ます(発言は出来ません)
@~は、~宛のメッセージという意味です。
う~ん
やっとTOP絵更新できました!いやもう半年に一度とか!ほんとすみません!
しかもカラーとかじゃないし~…
覚え書きのような目的で資料見ながら描いたラフです。
童女の上衣である汗衫(かざみ)は、同じ名でも、晴と褻(け)では様相が違います。
晴装束の方は後宮に伺候する童女(女孺)の正装です。
闕腋で、形は直衣に近く、長く裾を引きます。円領(まるえり)を垂領(たりくび)のように襟を開いて着けているので、下に着た衣のあわせが見える様になっています。ここでは襟を折り下げ唐衣のように着せて、髪をその下へたくし込んでいます。汗衫の下には、衵(あこめ)五衣(いつつぎぬ)打衣、また白の表袴の下に長い濃色の袴を着け、これも裾を引きます。
檜扇はもうちょっと大きいかな…。
褻の装束、日常に着る汗衫のほうは、夏の装いとして薄物で仕立ててあり、下に着る衣が透けます。
片袖(あるいは両袖)を前身頃と縫い合わせず、組紐で留めています(「ゆだち」と云う)
帯をせず羽織るだけです。袴は切袴。
今の巫女の千早や能装束の長絹に近いように見えます。
資料:「原色日本服飾史」井筒雅風/光琳堂出版
「有職故実図典-服装と故実-」鈴木敬三/吉川弘文館
「素晴らしい装束の世界-いまに生きる千年のファッション-」八条忠基/誠文堂新光社
つづきでおまけの女房装束。